2009年06月18日 16時00分
体長約6cm、手のひらサイズのペットロボットに人工知能搭載
人工知能を搭載した約6cmのデジタルペット『マイクロペット-i』(C)TOMY
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タカラトミーは18日、わずか6cmほどのペットロボット『マイクロペット-i(アイ)』を、7月4日に発売することを発表した。同商品は全世界で約1000万個を出荷した『マイクロペット』の後継機で、今回から搭載された人工知能により、動くものを認識して後をついて歩いたり、通信を行いほかのロボットと一緒に歌うなどの機能が追加されている。価格は税込み1680円。
初代『マイクロペット』は、2002年に発売され、“世界最小級のペットロボット”として注目を集めた商品。初代は音声の長・短を聞き分けることができ、呼びかけに応えて動き回るなどの機能があったが、2代目となる同商品は人工知能を搭載することで「“自分の意思”を持ち、本物のペットのような愛しさを実現した」(同社)という。
主な機能は動くものについて回る「おあそび」モード、障害物をよけながら歩く「おさんぽ」モードなど全4つで、本体や付近の床面を叩く回数で、モードが切り替わる。また、発売されるのはイヌやネコなど全9種類で、それぞれに「ローズヒップ」、「プリン」、「オレオ」などスイーツにちなんだ名前を付け、愛らしい動きのほか、見た目や名前で“癒しロボ”としてのイメージをプラスさせた。
同社は小学校低学年の女の子、また20〜30代の女性をもメインターゲットとし、「ホームページから型紙をプリントアウトし、名前入りのおうちを作るサービスも提供予定」と述べている。