2009年07月10日 16時00分

発売直前の『ドラクエIX』がネット上に流出、“マジコン”対策も突破される

7月11日発売『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』画面下 (c)2009 ARMOR PROJECTBIRD STUDIOLEVEL-5SQUARE ENIX All Rights Reserved.  [拡大する]

7月11日発売『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』画面下 (c)2009 ARMOR PROJECTBIRD STUDIOLEVEL-5SQUARE ENIX All Rights Reserved. 

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 いよいよ発売前日に迫ったニンテンドーDS用ソフト『ドラゴンクエストIX』(11日発売)。人気シリーズ待望の最新作ということで“お祭りムード”のなか、本編のゲームデータが9日の夜、インターネット上に流出した。ネット上からゲームデータをダウンロードできる状態となっており、“マジコン”と呼ばれる違法ゲーム機を使用すれば無料で同作をプレイできる状態となっていた。

 2008年7月にニンテンドーDS版『ドラゴンクエストV』が発売された際には、“マジコン”対策として、「ゲーム冒頭の船から降りられない」というトラップを仕掛け、違法データではゲームが先に進められないよう対策を立てた同社。今回の『ドラゴンクエストIX』でも、“マジコン”対策として、ゲームの進行を妨げるトラップを仕掛けたものの、トラップを解除するためのプログラムが早くも考案され、そのデータもネット上に流出してしまっているようだ。違法データに関しては、各ゲームメーカーが対策を立てているが、その都度、悪質なユーザーが新たなプログラムを組み立てるなど“イタチゴッコ”が現状だ。

 スクウェア・エニックスは、4月にBlu-ray Discで発売されたCG映像作品『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』がインターネット上で多数、違法アップロードされた際、「同作品の著作権侵害行為を行う者に対し、法的措置を含み、積極的にその責任を追及する所存です」との声明を発表し、違法アップロードの監視、警告状送付及び削除要求等の措置を強化。知的財産権を侵害する悪質な行為に対しては、断固たる措置を取っていくことを宣言している。

 『ドラゴンクエストIX』は、ナンバリングタイトルの新作としては初の携帯ゲーム機で発売される約5年ぶりの新作。また、DSワイヤレスプレイにより、ゲストプレイヤーを招待しての2人から4人までの協力プレイに対応している。

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