2009年09月19日 11時05分
H&M日本初の旗艦店が渋谷にオープン 開店前から850人の行列
開店前から大行列が続く (C)ORICON DD inc.
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スウェーデン発のカジュアル衣料チェーン・ヘネス&マウリッツ(H&M)は19日、国内5店舗目となる『H&M SHIBUYA』を東京都・渋谷に開店し、オープニングセレモニーを開催した。店舗オープンのたびに多くの客が長蛇の列を作っている同店だが、今回も850人ものファンが開店前から列を作った。日本初の旗艦店となる同店は国内店舗最大の売り場面積を誇り、レディース、メンズウエアのほか、下着類を日本で初めて展開する。
オープン記念として、先着500名に1000円か5000円の同ブランドのギフト券を進呈。長い時間並び続けている客を喜ばせた。カール・ヨハン・パーション同社CEO、クリスティン・エドマン日本支社長らがテープカットを行ったのち、スタッフの拍手と笑顔で多くの客を店内に迎え入れた。
売り場面積約2800平方メートルの同店は、1階から3階はレディースアイテムを、4階はメンズアイテムを陳列。店内にはマネキンを多数配しコーディネート提案を実施。また、広々としたスペースを生かしたレイアウト、壁に描かれたグラフィックなどで、流行に敏感な若者が集う街・渋谷ならではの演出をほどこしている点が特徴。
現在世界34ヶ国で展開している同ブランドは昨年9月に銀座に初上陸を果たし、デザイン性の高さと価格の安さで大きな注目を集め、“ファストファッション競争”の火付け役となった。その後、昨年11月には原宿店、今月14日には神奈川県横浜市のランドマークタワー店、17日には埼玉県三郷市のららぽーと新三郷店をオープン。11月14日にはフルラインが揃う新宿店をオープンするほか、来春には大阪心斎橋への出店が決定している。