2009年10月06日 13時00分
完全実写化!『宇宙戦鑑ヤマト』 主演・木村拓哉がコメント発表
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TVシリーズ放映開始から35年経った現在でも色褪せない人気を誇るアニメ『宇宙戦艦ヤマト』。このSFアドベンチャーロマンの金字塔を『SPACE BATTLESHIP ヤマト』として完全実写映画化されることが決定。今月中旬のクランクインを前に主人公・古代進役で主演するSMAP・木村拓哉がコメントを発表した。以下はコメント全文。
〜「自分が子供の頃に夢見ていた船に、素晴らしいキャスト&スタッフと共に乗れる事に本当に感激しています。作品に対する沢山のファンの方々、そしてリアルタイムで体感した事の無い方々にも、胸を張ってプレゼント出来る作品になれるよう、自分自身、思い切り楽しんで現場の時間を過ごしたいと思います」〜
1974年によみうりテレビ・日本テレビ系で放送されたテレビアニメが、当時、社会現象とも言える空前のブームを巻き起こした『宇宙戦艦ヤマト』。劇場版も4作製作され、いずれも大ヒット。今年、最新作『復活篇』の公開も12月12日に控えている。同タイトルに影響を受けたクリエイターも数多く、その後のアニメ及びSF映画の歴史を大きく変えた作品とも言われる不朽の名作だ。
実写化不可能と思われていた『宇宙戦艦ヤマト』を、最新のデジタル技術(VFX)を駆使して実写化に挑むのは、『ALWAYS』シリーズで昭和30年代の風景を蘇らせ、『BALLAD 名もなき恋のうた』(公開中)で戦国時代の合戦のディテールを表現した山崎貴監督。
「映画を始めたころからSFをやりたかった。SFがあまり成功していない日本の土壌でも、木村さんとならヤマトに乗って戦っていける。地球を救うために期待を背負う人物像は木村さん以外いない。木村さんならではのリーダー像を見せて欲しい。デジタル技術を駆使して取り組まなければならないが、描きたいのは人々の想いなどの人間ドラマ。それがいいバランスで両輪となって、映画として風格のあるものになれば」と山崎監督は意気込む。
主演の木村とともに、ヤマトに“乗艦”するキャストは、ヒロイン森雪役・黒木メイサ、真田役・柳葉敏郎、島役・緒形直人、斉藤役・池内博之、相原役・MAIKO、古代守役・堤真一、佐渡役・高島礼子、藤堂役・橋爪功、徳川役・西田敏行、沖田艦長役・山崎努。
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