2010年04月07日 15時00分
大学生の就職人気企業、1位にJTBグループ〜レジャー・エンタメ関連企業躍進
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リクルートは7日、2011年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象にした『大学生の就職志望企業ランキング』を発表し、旅行関連企業のJTBグループが総合1位となった。昨年18位だったオリエンタルランドが6位に、バンダイが11位から8位になるなど、レジャー・エンタテインメント関連企業が躍進しているほか、“郵政再編”で揺れる日本郵政グループが4位となっている。
これまで地域・事業ごとに算出していたJTBグループと日本郵政グループは今回からグループ全体での合同採用が確認できたため、複数企業の得票を合計して上位に入った。レジャー・エンタテインメント関連企業はそのほか、ソニー・ミュージックエンタテインメント(前年106位→今回25位)、カプコン(同127位→64位)、アニメイト(同145位→95位)なども大きく順位をあげている。
景気低迷期に強いと言われる旅客運輸系企業の人気は変わらず、2位に東海旅客鉄道(前年1位)、3位に東日本旅客鉄道(同2位)、5位に全日本空輸(同3位)が入った。また、西日本旅客鉄道(前年22位→今回16位)、東京地下鉄(同96位→65位)、小田急電鉄(同154位→72位)、東京急行電鉄(同136位→84位)と、鉄道会社は大きく順位を上げた企業が多かった。
同調査は2月3日〜17日にインターネットを使って実施。第1志望から第5志望まで「働きたい企業」を自由に記入する方式で行われており、大学生1万1640人、大学院生3045人、計1万4685人の回答をもとに集計。なお、今回の調査でもっとも順位を上げた企業はホテルやレストラン、ウェディング関連の企画・運営・コンサルティングを行うプラン ドゥ シー社で、前年187位から51位に上昇。逆に、もっとも順位を下げた企業は前年29位から77位になったソニーだった。