“娘”が描く、“父”の最期のドキュメンタリー『エンディングノート』公開決定

砂田麻美第一回監督作品『エンディングノート』10月1(土)より新宿ピカデリー他にて公開決定  [拡大する]

砂田麻美第一回監督作品『エンディングノート』10月1(土)より新宿ピカデリー他にて公開決定 

 がん宣告を受けた“父”の人生総括と残される家族との絆を“娘”が描くドキュメンタリー『エンディングノート』の公開日が10月1日に決定した。監督は「娘」の砂田麻美。大学在学中よりドキュメンタリーを学び、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和監督らの映画制作に従事した彼女の初監督作品である。

 “エンディングノート”とは、「もしも」の時に備えた遺書のようなもの。自分の思いや願いなどを書き残す、遺言書のような公的な効力を持たない家族への覚書みたいなものをいう。

 砂田監督の父、知昭さんは、熱血営業マンとして高度経済成長期の会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン。67歳の時、40年近く勤めた会社を退職し、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年欠かさず受けていた健康診断で胃がんが発見される。すでにステージ4まで進んでいた。そんな“父”が、残される家族のため、そして人生総括のために、最後のプロジェクトとして課したのは「自らの死の段取り」と、その集大成とも言える“エンディングノート”の作成だった。

 病と向き合い、最期の日まで前向きに生きようとする“父”と、家族の姿を“娘”は記録した。接待ゴルフ、熟年離婚の危機、病院、教会、家族旅行、そしてがん発覚から半年後、急に訪れた最期。膨大な映像記録から「家族の生と死」という重いテーマを軽快なタッチで描き出す。果たして“父”は人生最後の一大プロジェクトを無事に成し遂げることはできたのか? そして残された家族は…。

 カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞した『誰も知らない』、九州新幹線の開業を題材にした最新作『奇跡』(6月11日公開)など、映画監督として第一線を走り続ける是枝監督がプロデュース。「主人公(父)のキャラクターもさることながら、カメラを向けている人間(娘)の非常に冷静な二つの批評性(撮られている者と撮っている私の両方へ向けられた)によって、この作品はアクロバティックにドキュメンタリーとして成立している。監督の視線は人間の、生命の、家族のおかしみと哀しみの両方に届いていた」と絶賛のコメントを寄せている。ハナレグミが主題歌「天国さん」と劇中音楽全編を担当している。

 『エンディングノート』は10月1日(土)より東京・新宿ピカデリーほかで公開される。

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