2011年12月12日 16時24分
日本国内のam/pm、12月10日に全店舗営業終了
ファミリーマートは12日、コンビニエンスストア・am/pmの営業が、10日をもってすべて終了したと発表した。米国を中心に世界展開されているam/pmが日本に上陸したのは1989年のこと。上陸から22年でam/pmは日本から消えることになった。
最後までam/pmの看板を掲げ営業していたのは大阪府にあった2店舗で、10日に両店が営業を終了したため日本国内からam/pm店舗がゼロになった。現在“元am/pm”の5店舗がブランド転換のための改装・開店準備を進めており、12月中にはファミリーマートとして営業を再開させるという。なお、九州地区は今年3月にam/pmとしての営業を終了。am/pmからファミリーマートに転換した店舗は全国で計733店舗。
同社は2009年11月にエーエム・ピーエム・ジャパンの買収を発表。2010年3月に経営統合したほか、2010年6月には九州地区でam/pmの店舗運営を行っていたJR九州リテールとの共同フランチャイズ契約を、今年1月には関西エリアで展開していたカッパ・クリエイトと譲受けの基本合意を締結しブランド転換を進めていた。