子宮頸がん「ACのCMで知った」女子大生40%〜ダイヤモンド社調査

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データ出典:メンター・ダイヤモンド(ダイヤモンド社)

 東日本大震災直後に繰り返し放送されたACジャパンのCMで、子宮頸がんの存在を知った女子大学生が40%にのぼったことが、ダイヤモンド社が運営する大学生向け情報サイト『メンター・ダイヤモンド』の調査でわかった。同CMで子宮頸がんを知った人も含めるとがんの認知度は99%で、「子宮頸がんの正しい知識を得て、大学内で友人等に知らせていきたい」と答えた人は73%にのぼり、女子大生の間で認知度が高まったことがうかがえる。

 20〜30代女性がかかるがんの中で最も発症率が高い子宮頸がんは、性交渉で感染するヒトパピローマアウイルス(HPV)が主な原因。定期検診と予防ワクチンで予防でき、10代でのワクチン接種が効果的といわれている。

 3回接種する必要があるワクチンの接種料は5万円前後。一部自治体は助成金を出しているものの対象が中学生や高校生に限られ、大学生には適用されていないことが多い。同調査でも子宮頸がんの認知率は向上しているものの、ワクチン接種率は7%にとどまっており、接種しない理由のトップに「価格が高い」(64%)が入っている。

 CM総合研究所の調べによると、昨年3月12〜19日に関東1都6県・民放キー5局で流れたACジャパンの公共広告CMは1万9972回(全15作品)。「ポポポポーン」や「こだまでしょうか」などの流行語が生まれたと同時に視聴者からの苦情が相次ぎ、ACジャパンが謝罪文を掲載する騒動にもなった。

 女優の仁科亜季子・仁美親子が検診とワクチン接種の大切さを語る乳がん・子宮頚がんの啓発・検診促進CMも震災直後から頻繁に放送。一般企業がCMの放送を自粛したことによる“穴埋め措置”で出演者にはどうすることもできない状況だったこともあり、仁科仁美は当時、ブログで「とても複雑な心境」と胸中を語っていた。

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