2012年09月07日 22時54分

エアロスミス、11年ぶりアルバムにJ・デップ参加 11・7に発売決定

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11年ぶりアルバムを発売するエアロスミス

 米国ロックバンドのエアロスミスが、11年ぶりのオリジナルアルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』を11月7日に発売することが7日、わかった。これまで同アルバムの情報は、メンバーのツイッターやメディアを通して断片的に明かされていたが、正式発表は今回が初。ボーカルのスティーヴン・タイラーは「10年アルバムを出せなかったんじゃないだ。俺たちはアルバムの準備で10年間忙しかっただけなんだ!」とコメントしている。

 同アルバムには、豪華ゲストが参加しており、その一人が人気ハリウッド俳優のジョニー・デップ。エアロには珍しい政治的な色合いを出した楽曲「フリーダム・ファイター」でゲストヴォーカルを務めている。デップはメンバーと以前より親交があり、先月6日に行われたロサンゼルス公演では、アンコールにゲスト出演しギターを演奏していた。

 また、バラード曲「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」には、スティーヴンが今年まで審査員を務めていたオーディション番組『アメリカン・アイドル』の優勝者で、グラミー賞最優秀新人賞(2007年)を受賞した人気歌手のキャリー・アンダーウッドがデュエットに起用されている。エアロのアルバムにデュエット曲が収録されるのは初となる。

 そのほか、ギタリストのリック・デュフェイが30年振りに同バンドに参加。参加に至った経緯は明らかになっていないが、ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードが脱退していた80年初頭に活躍したメンバーが“復帰”を果たしている。

 アルバムは、同バンド史上初となる通常盤とデラックス盤の2種類が同時発売され、通常盤には15曲が収録(日本盤のみのボーナス・トラックを含めると全16曲)。デラックス盤はCD2枚+DVD1枚の3枚組で、通常版とは異なる新曲が収録されているほか、DVDには初期の代表曲「ラッツ・イン・ザ・セラー」「セイム・オールド・ソング・アンド・ダンス」「トレイン・ケプト・ア・ローリン」、新曲の「オー・イェー」のライブ映像が収められている。

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