2008年02月25日 11時00分

名古屋の派手な嫁入り、今や援助ナシに変化?

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 住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME’S」が首都圏、京阪神、愛知県、福岡県在住の20代から30代で婚約中、もしくは結婚してから1年以内の夫婦に、「新居関連で援助してもらった額」についてアンケートを行ったところ、約6割が【なし・1万円未満】と回答。愛知でも半数以上が【なし・1万円未満】という結果に。「HOME’S」では、嫁入り道具をトラックに積んで近所に披露すなど、「名古屋の嫁入りは派手」といわれてきたがが、最近ではその様子も変わってきているのかもしれない、と分析している。

 愛知では男性65.3%、女性55.6%が【なし・1万円未満】と答えるなど、半数以上が親族からの援助を受けていないという結果に。また、首都圏では【なし・1万円未満】が約8割と圧倒的に多いのに対し京阪神では半数程度と、4つの地域では最も援助してもらっている。500万円以上の援助を受けた人も京阪神では多くみられ、援助を受けた人の割合だけでなく、額も他の地域に比べて大きいことがわかった。

 「新居を選ぶ際に希望した条件は?」という質問では、【駅から近い】が4地域共通して最も選ばれるなど利便性が重要視されているよう。地域別では首都圏の【駐車場あり】が他の3地域に比べて低く、首都圏では物件に駐車場がついていないことが多いうえ、駐車場の賃料が高いこと、さらに公共交通手段が便利なため車に頼らず生活が出来ることも要因といえるのかもしれない。

 愛知では【駐車場あり】、【南向き】、【お風呂の追い炊き】について他の地域より高い希望があり、周辺環境よりも物件そのものの機能性などを重視して部屋を選んでいる人が多く、地域によって選ぶ基準もいろいろあるようだ。

■調査概要
インターネット調査(HOME’S調べ)
調査対象:首都圏、京阪神、愛知県、福岡県に現在住んでいる20代から30代社会人の婚約中、もしくは結婚後1年以内かつ3ヶ月以上新居に同居している初婚同士の夫婦(婚約者)
有効回答数:592人

■住宅・不動産情報ポータルサイトHOME’SのHP
http://www.homes.co.jp/



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