2009年04月09日 16時00分

セブン&アイ、ネット通販で電子マネーポイントサービス開始

買い物すると電子マネー『nanaco(ナナコ)』のポイントが付与される通販サイト「セブンアンドワイ」  [拡大する]

買い物すると電子マネー『nanaco(ナナコ)』のポイントが付与される通販サイト「セブンアンドワイ」 

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 電子マネー『nanaco(ナナコ)』を展開するセブン&アイ・ホールディングスは8日(木)、ショッピングサイト「セブンアンドワイ」で付与する、ポイントサービスを開始した。同サイトで買い物をすると、1商品代金(税抜)1%分のポイントがnanacoに加算され、貯まったポイントは同サイトのほか、nanacoネット加盟店、全国のセブン-イレブン、デニーズ、イトーヨーカドー、エスパなどで利用できる。同社は「インターネットの両方で利用できる、日本初の電子マネーポイントサービス」と述べており、加盟店拡大に向けて推進していく。

 同サービスは、「セブンアンドワイ」でポイントサービスの利用登録を行うことが条件。同電子マネーを利用したことがないユーザーでも『nanacoネット会員』に入会することで利用可能だが、実店舗で使う場合には「nanacoカード」や「nanacoモバイル」の入会が必要となる。

 ポイントは購入商品を受け取った3日以内にポイントが付与され、ネット会員は「セブンアンドワイ」やnanacoのホームページで確認できる。また、「nanacoカード」、「nanacoモバイル」利用者は、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどのグループ店舗でのチャージ・残高確認時にポイントを加算する。

 電子マネー利用者は年々増加しており、JR東日本の『Suica』、関東私鉄各線の『PASMO』は、今年3月の利用件数は3500万件を突破。『Suica』と『PASMO』が相互利用を開始した07年4月当時(1455万件)と比べると、利用件数は2.4倍以上になっている。また、コンビニエンスストアのローソンでは、8日よりJR東日本エリア内で順次、『Suica』のサービスを開始。また、ファミリーマートでは09年秋に、イオングループの『WAON』が利用可能になるなど、利便性も向上している。

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