2009年09月03日 06時00分

『戦国BASARA』のキャラ起用 “歴女”に向けた武将巡礼ガイド本発売

JTBパブリッシングが発売する『“戦国BASARA”武将巡礼』全5冊の表紙  [拡大する]

JTBパブリッシングが発売する『“戦国BASARA”武将巡礼』全5冊の表紙 

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 JTBパブリッシングは2日、人気ゲーム『戦国BASARA』(カプコン)の人気キャラクターを起用したガイドブック『“戦国BASARA”武将巡礼』全5冊の発売を発表した。同書は戦国武将に興味を持つ女性・通称“歴女(レキジョ)”がターゲット。「伊達政宗」、「真田幸村」、「長宗我部元親」、「上杉謙信」、「毛利元就」の5武将をとりあげ、年表を交えながらそれぞれにゆかりのあるエリアを1冊ごとにまとめている。

 「“歴女”だけではなく、ゲームやアニメのファンにも興味をもってもらう契機とすることが企画の狙い」(同社)という同書。武将の生涯を時系列的にたどり、「伊達政宗」版では米沢(山形)、岩出山、仙台(ともに宮城)、「真田幸村」版は真田の郷(長野県)、沼田(群馬県)など、時代ごとに見逃せないスポットを紹介しているほか、“武将巡礼”に留まらず、現地の宿泊施設や交通情報、ご当地グルメやみやげ情報なども掲載している点が特長。

 『戦国BASARA』は“歴女”ブームの火付け役のひとつと言われている人気ゲーム。JTB首都圏が今年6月に伊達政宗と片倉小十郎ゆかりの地を訪ねるツアー『戦国BASARA 伊達軍ツアー』を企画したところ発売数日で完売し、参加者の9割が若い女性だったという。同書表紙にはゲームのキャラクターがあしらわれ、巻頭では『戦国BASARA』の世界観を特集するほか、武将の勢力図、キャラクター紹介、対戦ストーリーなども紹介。要所でゲームの魅力なども紹介し、同商品をきっかけに歴史に興味を持ったファンに訴求していく。

 『“戦国BASARA”武将巡礼』全5冊は3日発売。各1260円(税込)。

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