2009年09月29日 10時00分

メイドカフェに新潮流! 女子・年配者も集う“戦国メイドカフェ”

東京・秋葉原の戦国メイドカフェ&バー『もののぷ』  [拡大する]

東京・秋葉原の戦国メイドカフェ&バー『もののぷ』 

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 さまざまなスタイルのメイドカフェが乱立する東京・秋葉原で、戦国時代をテーマにしたメイドカフェが話題になっている。「お帰りなさいませ、お館様(お姫様)」と来店客を出迎える戦国メイドカフェ&バー『もののぷ』は、昨今の戦国ブームとメイドカフェブームを取り入れた新しいスタイルの店。“レキジョ”としてもてはやされる歴史好き・武将好きな女性客やカップル、年配者などのリピーターも多いといい、男性をターゲットにした一般的な“メイドカフェ”のイメージとは少し違った客層が特徴となっている。

 店内には戦国武将ののぼり旗や甲冑の写真が飾られているほか、別料金を支払うVIP室「金の茶室」が設けられている。また、女性スタッフの衣装は着物と鎧をベースに、フリルを用いたオリジナルファッション。その他、メニュー名に人気武将の名前が用いられているなど、徹底した世界観を作り上げている。

 女性スタッフの中には歴史に詳しい人もいて、“レキジョ”グループや大河ドラマ好きの年配者と一緒に歴史話で盛り上がることもあるという。来店者からは、幅広い客層の理由として「普通のメイドカフェみたいにキャピキャピした感じじゃない」という声が聞かれるほか、「戦国系のゲームをやったことがある人は、BGMも含めて楽しめると思う」とおおむね好評だ。

 雨後の筍のごとく続々と誕生する新型メイドカフェ。歴史ブームの盛り上がりと共に“戦国スタイル”が秋葉原のメジャーなトレンドに踊り出るか、注目される。

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