2009年10月01日 13時00分
“実物大ガンダム”が大賞候補に! 2009年度「グッドデザイン賞」発表
「2009年度グッドデザイン賞ベスト15」に選ばれ、グッドデザイン大賞候補となった「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」の“等身大ガンダム” (C)創通・サンライズ
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日本産業デザイン振興会は1日、都内で『2009年度グッドデザイン賞』受賞記者会見を開催した。内閣総理大臣賞にあたる『グッドデザイン大賞』の候補「2009年度グッドデザイン賞ベスト15」には、今年の夏に高さ18メートルの“実物大立像ガンダム”をお台場・潮風公園(東京都品川区)に設置して大きな話題を呼んだ「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」も選出された。なお、今年の審査対象数は2952件、受賞件数1034件(受賞企業数591件)。
「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」は“緑あふれる都市東京の再生”と、“2016年のオリンピック誘致”を目的に企画され、7月11日〜8月31日の52日間にわたって開催。その目玉である“等身大ガンダム”は細部に渡る精巧さや夜間のライトアップ、頭部可動やミスト噴出などの仕掛けが人気となり、来場者は415万人を超えた。
同賞は1957年に創設された歴史ある賞。過去にはソニーのペットロボット「AIBO」、三洋電機の充電式電池「eneloop (エネループ)」、トヨタ自動車の小型車「iQ」などが受賞している。また、今年度から地球環境問題を踏まえた、未来につながるデザインに贈られる「サステナブルデザイン賞」が新たに創設された。
「2009年度グッドデザイン賞ベスト15」は以下の通り。大賞・金賞は11月6日に決定・発表される。
【2009年度グッドデザイン賞ベスト15】
●マッサージチェア『Panasonic EP-MS40』(パナソニック電工)
●サイクロン掃除機『DC26 タービンヘッド』(ダイソン)
●フラクタルひよけ『フラクタルひよけで快適な OUT DOOR LIFE を』(ロスフィー)
●乗用車『インサイト』(本田技研工業)
●ハイブリッド乗用車『プリウス』(トヨタ自動車)
●主軸モータ『SJ-Dシリーズ』(三菱電機)
●長寿命の極細ランプを使用した建築化照明器具『プラスシーライン MMC07101/09101シリーズ』(NECライティング)
●汎用超音波画像診断装置『デジタル超音波診断装置 HI VISION Preirus』(日立メディコ)
●公共トイレ『レストルーム アイテム01』(TOTO)
●駅舎および複合施設『岩見沢複合駅舎』(ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局)
●ミニノート型パソコン『N310』(サムスン電子)
●デジタルカメラ『パナソニック LUMIX DMC-GF1SK』(パナソニック)
●46型LED液晶テレビ『LED 7000』(サムスン電子)
●地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ『〈ブラビア〉 ZX1シリーズ』(ソニー)
●『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』(GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト実行委員会)