2009年10月09日 17時40分

東京駅が初の“駅川柳”、金賞は「眩しげに『停車場はどこ?』と祖母は言い」

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 2014年の東京駅開業100周年に向け、JR東日本が推進する一大プロジェクト「東京ステーションシティ」の一環とし“東京ステーション川柳”を募集。全国から1,489作の応募が寄せられた。記念すべき第1回の金賞には「眩しげに『停車場はどこ?』と祖母は言い」(あいらむ/41歳)が選ばれた。その他入賞は全11作品。「出会いや別れ」がテーマの作品が全体の約3割にのぼり、駅を舞台に悲喜こもごもな人間模様が詠まれている。

 「東京ステーションシティ」をより身近に感じてもらおうと、今回は初めて実施された同企画には、ハガキやインターネットを通じ、全国から12〜84歳と幅広い年齢層から作品が集まった。

 そのほか銀賞には「エキナカが 俺のイナカと 同じ規模」(帰去来/45歳)、「丸の内 八重洲を渡す天の川」というノスタルジックな感覚にひたれる作品が選ばれた。さらに特別賞として「新幹線 始発も悠々ホテルから」(朝一番/60歳)という、現在の東京駅の利便性を詠んだ川柳も登場している。


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