2009年11月19日 06時00分
三洋電機の単身者向け家電シリーズ「it’s」に“アラサー向け”モデル登場
三洋電機が新たに展開する、“アラサー”単身者向け向けブランド「it’s＋（イッツプラス）」ラインナップ
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三洋電機は18日、新入学生や新社会人などをターゲットにした1人暮らし向け家電ブランド「it’s」シリーズの上位モデル「it’s＋（イッツプラス）」を新たに加えると発表した。ファミリー世帯向け商品と同等の機能を備えつつ、1人暮らしの部屋に適したサイズ・容量が特徴で、昨今の晩婚化に伴って増加傾向にある“30歳前後の単身者”に訴求する。
同社は「アラサー世代は、1人暮らしを始めた時に購入した家電商品を買い換える時期でもある」と分析し、ブランド立ち上げを企画。ターゲット世代へのライフスタイル調査を実施し、すでに発売している商品の中から、機能や仕様が30代シングル世帯に見合うものをブランド商品に位置付け、統一ロゴを用いて展開する。
ブランドスタート時の商品は全6種類。100リットルの大型冷凍庫が備わった2ドア冷凍冷蔵庫、スチームグリルや同時調理機能が付いたオーブンレンジなどの生活家電のほか、電動ハイブリッド自転車もラインナップに加えた。自転車は「マンションの駐輪場に置いておくのは不安」という声に応え、折りたたみ式タイプを提案している。
また、合わせて1984年より展開している「it’s」シリーズの新ラインナップも発表。生活費を抑えるために自炊をする“内食派”が増えていることや、男女問わず美容への関心が高まっていることを受け、調理家電や理美容商品などを拡充。同シリーズの新ラインナップは既に発売されている一部商品を除き、12月1日より順次販売を開始する。
