2009年12月01日 11時30分

鳩山首相、自宅の地デジ対応は「まだでして・・・」

鳩山由紀夫内閣総理大臣 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

鳩山由紀夫内閣総理大臣 (C)ORICON DD inc. 

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 鳩山由紀夫首相と人気グループ・SMAP草なぎ剛が1日、都内で行われた『デジタル放送の日 記念の集い』に出席した。NHKと在京キー局の地上デジタル推進大使と共に登場した同メインキャラクターの草なぎはさっそく「総理は“地デジカ”を知ってますか?」とお決まりの質問。鳩山首相が「見たことはあるが、草なぎ君が(中に)入っているのかと思っていた!」とボケると会場が和む一幕も見られた。ただ、鳩山首相は住居の“地デジ化”を問われると「自宅はまだでして…」とバツの悪そうな表情をのぞかせていた。

 2011年7月24日に“完全移行”を目指す地上デジタル放送のイベントに出席した鳩山首相は「私が小さい頃、まだテレビはありませんでした。小学校に入るかはいらないかの頃に1台買い、プロ野球や力道山を見ていました。中学生の頃には、カラーテレビになりまして大変驚きました。クレイジーキャッツがカラフルだったことを覚えています」とテレビとの思い出を語った。

 その上で「(地デジは)強制的に移行させられ、金を払わないとダメと思われている人もいる。政府としても(地デジ化普及に)協力したい。例えば“双方向化”で世論調査だってあっという間にできる。それは、自分たちの人生も変えることができます。そして(普及には)エコポイント化の強化が必要かと思っています」と、政府として協力する具体案を示した。

 地上デジタル受信機の普及世帯の目標達成率は今年9月時点で69.5%(目標は72%)。一方、普及台数は今年10月時点で6085万台を記録(目標は6040万台)している。また、アナログ停波時期の認知度については89.6%(今年9月時点)であることも発表された。

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 哲智(テツandトモ)

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