2009年12月10日 11時50分

09年の世相を反映した創作四字熟語、「顔面総白」「一票両断」など10編選出

第20回を迎えた「創作四字熟語」。今年も秀作が出揃っている。  [拡大する]

第20回を迎えた「創作四字熟語」。今年も秀作が出揃っている。 

■その他、優秀作品の創作“四字熟語”一覧

 従来からある四字熟語をもじったり、オリジナルの四字熟語を創作して1年の世相を振り返る『創作四字熟語』を、住友生命保険相互会社が10日発表した。優秀作品には、新型インフルエンザが猛威を振るい、マスクが手放せなかったことを表現した【顔面総白(がんめんそうはく)】、歴史的な政権交代劇で、国民ひとりひとりの1票が政権を代えたと表現する【一票両断(いっぴょうりょうだん)】など、2009年の世相を的確に表現した10編が選出された。

 そのほかの優秀作品には、高速道路料金が千円になったことから“東奔西走”をもじった【遠奔千走(とおほんせんそう)】。芸能人の薬物使用を皮肉った “百花繚乱”をもじった【薬禍騒乱(やっかそうらん)】。男子陸上100mの世界記録保持者、ウサイン・ボルトの勇姿を表現した【電圧速帝(電圧測定)】。さらに昨今の“婚活”ブームを反映させた【始終婚活(しじゅうこんかつ)】なども挙げられている

 今年で20回目を数え、年末の恒例となっている『創作四字熟語』。今回は全国から6085作品が寄せられ、政治、経済、社会、国際情勢、文化・スポーツ、流行・芸能の7ジャンルに分けて優秀作品を選別。今年は特に、民主党による歴史的な政権交代劇が注目を集め、「政治」をテーマとした四字熟語が最も多く寄せられ、全体の32.7%を占めた。




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