2010年05月13日 16時00分
保護者が“子どもに見せたくない”番組、7年連続『ロンハー』がワースト首位
■子どもに“見せたい”&“見せたくない”番組
日本PTA全国協議会は13日、小学5年生と中学2年生の保護者らを対象にした『子どもとメディアに関する意識調査』のアンケート結果を発表。保護者が子供に“見せたくない”テレビ番組は、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号が司会を務める【ロンドンハーツ】(テレビ朝日系)が7年連続で1位という結果となった。一方の“見せたい”番組は4年連続で【世界一受けたい授業】(日本テレビ系)が1位となった。
今回の調査で「子どもに見せたくない番組」が【ある】と答えたのは、小学5年生保護者(27.5%)、中学2年生保護者(21.2%)となっている。今年で7年連続ワースト首位となったバラエティ番組【ロンドンハーツ】には「内容がばかばかしい」(74.4%)、「常識やモラルを極端に逸脱している」(48.8%)、「言葉が乱暴である」(48.2%)という項目にチェックする保護者が多く見られた。続いて2位にアニメ【クレヨンしんちゃん】(テレビ朝日系)、3位【めちゃ×2イケてるッ!】(フジテレビ系)が挙がっている。
一方、子どもに“見せたい”番組ではバラエティ番組【世界一受けたい授業】(日本テレビ系)が4年連続でトップに。「知識が豊富になる、学習の助けになる」(58.5%)や「内容が役に立つ」(57.4%)という理由が挙げられている。そして2位にはクイズ番組【Qさま!!】(テレビ朝日系)、3位には動物の生態系を知る【ダーウィンが来た!】(NHK)が登場し、いずれも知的好奇心を刺激する番組が支持された。
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