お菓子メーカーから長期保存可能な非常食、今年も続々

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江崎グリコの5年間保存可能商品『ビスコ缶』 

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 地震や豪雨などの防災対策への関心が高まる中、お菓子メーカー各社はここ数年、9月1日の「防災の日」に向けてさまざまな防災商品を期間限定で発売している。今年は江崎グリコが『ビスコ』や『グリコ』を、森永製菓はビスケットの『マリー』や『森永ミルクキャラメル』を、ロッテは『コアラのマーチ』の長期保存タイプを、8月3日より全国の大手スーパー等で数量限定展開。それぞれ、社を代表するようなロングセラー菓子を投入している点が特長だ。

 江崎グリコは「万が一の被災時、ストレスが多い環境下においては、そのブランドへの安心感やおいしさがお役に立つのでは」という思いから、3年前から防災対策商品を展開。今年も、創業当時から発売されているグリコーゲン入りキャラメルの『グリコ缶』と、昭和初期から販売しているビスケット『ビスコ缶』の2種類を発売する。缶入りにすることで「ビスコ」は5年、「グリコ」は3年の賞味期限を実現させた。「ビスコ」は5枚ずつ分包したものが6袋入っており、家族でわけやすくなっている。

 5年間の保存が可能な『マリー缶』、『ミルクキャラメル缶』と、防災時にためになる情報を記載した『ウイダーinゼリー エネルギーイン備蓄用6個パック』(賞味期限10か月)の3品を展開するのは森永製菓。「マリー」と「キャラメル」は従来品の風味を維持させつつ、脱酸素剤を入れて酸化を防ぐなどして長期保存を可能とした。

 ロッテは昨年初めて全国展開させた賞味期限5年の非常用食品『コアラのマーチビスケット(保存缶)』を今年も発売する。一般発売している「コアラのマーチ」は中にチョコレートが入っているが、同商品は長期保存できるようサクサクとしたプレーンビスケットに仕上げた。「災害時に少しでも元気を与えられるよう」(同社)、ビスケットの表面にはお馴染みの“コアラのマーチくん”がプリントされている。

 非常食というと味気ない風味とパッケージの商品が多いが、これら商品のお馴染みのパッケージと食べ慣れた味は、怯える子どもや不安を抱える大人たちの心を癒すアイテムになるかもしれない。

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