2011年02月28日 12時50分

【第83回アカデミー賞】『インセプション』撮影賞、視覚効果賞など“技術系”4冠獲得

映画『インセプション』渡辺謙の出演シーンより (C)2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.   [拡大する]

映画『インセプション』渡辺謙の出演シーンより (C)2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.  

 日本の渡辺謙と米俳優レオナルド・ディカプリオが共演した映画『インセプション』(クリストファー・ノーラン監督)が28日(現地時間27日)、米ロサンゼルスで開催中の『第83回アカデミー賞』授賞式で、撮影賞、録音賞、音響編集賞、視覚効果賞の4冠を獲得した。ノーラン監督のオリジナル脚本による『インセプション』はCGを極力抑えた映画作りで、技術的な面で高く評価された。

 同作は、人間が他人の夢の中に入り込んで、思い通りの夢を見せたり、相手のアイデアを盗んだりすることができてしまうという仮想世界の中で、「ライバル企業をつぶしたい」という事業家サイトー(渡辺)の依頼を受け、コブ(ディカプリオ)の率いるチームが夢を利用して、 その企業の御曹司に会社を破滅に導くようなアイデアを植え付けるべく、夢の中で奮闘するというもの。御曹司のほうもガードが堅く、“夢の中”だけにド派手な攻防が繰り広げられる。

 日本、パリなど世界6か国でロケ撮影を敢行し、無限に広がる“夢の中の世界”を非3Dともいえる新機軸の映像表現で体感させた。

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