スマホの“繋がらないストレス”は満員電車以上

調査に使用されたNTTドコモ『Galaxy S2』、KDDI『HTC EVO 3D』、ソフトバンクモバイル『iPhone 4』。 [拡大する]

調査に使用されたNTTドコモ『Galaxy S2』、KDDI『HTC EVO 3D』、ソフトバンクモバイル『iPhone 4』。

 電車の乗客が空いている車内でもスマートフォンが繋がりにくいだけで、満員電車に乗っている時以上のストレスを感じることがわかった。これは杏林大学の古賀良彦教授、ITジャーナリストの神尾寿氏が設立した「スマホストレスラボ」が21日、発表したもの。電車内で携帯を操作するのが当たり前になった昨今、“繋がりにくさ”は乗客に余計なイライラを与えるようだ。

 同調査は大手3キャリアの代表的な機種であるNTTドコモ『Galaxy S2』、KDDI『HTC EVO 3D』、ソフトバンクモバイル『iPhone 4』を使用。スマホを使いながら東京メトロ丸ノ内線、JR山手線に乗車した被験者20〜30代の男女10人の唾液中のストレスマーカー計測、心拍数計測、心理評価(VAS)の3つを指針に分析を行った。

 その結果、通勤ラッシュ時の丸ノ内線(赤坂見附―新宿間)でスマホを使った場合の心理ストレスは、何もせずに満員電車に乗っている時に比べ2倍に上昇。また、身体的ストレスも「針穴通しを10分以上続けるストレスに相当する」(同ラボ)という結果が出た。

 また、空いているJR山手線で計測したところ、ほとんどの区間で“繋がりにくいストレス”を感じやすいことが判明。特に品川〜渋谷間は高いストレスが検出され、心理評価、唾液ストレスマーカー計測、心拍数のすべてで満員電車に乗った時以上のストレス数値に。

古賀教授は「一般的に、ストレスを解消するためには“楽しみを持って夢中になる”ことが大切と言われており、本来スマートフォンは楽しさを与えてくれる有効なツールです。しかし、ユーザーインターフェイスによってはスマートフォンを使うことがかえってストレスになってしまうことがある」と検証結果を振り返り、「スマホストレスを回避するためには、通信や操作性に優れた端末を選ぶことが重要」と結論付けている。

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