2009年12月16日 16時00分
スタジオジブリの最新作は『借りぐらしのアリエッティ』2010年夏公開
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映画監督・宮崎駿率いるスタジオジブリの最新作が『借りぐらしのアリエッティ』に決定し、2010年夏に公開されることが発表された。原作はイギリスの作家・メアリー・ノートンのカーネギー賞を受賞した児童文学『床下の小人たち』。40年にわたり同作のアニメ化を構想していた宮崎は、企画を担当。監督は『崖の上のポニョ』で、ポニョの波乗りシーンを描き、宮崎をうならせたというジブリ若手随一の天才アニメーター・米林宏昌が務める。プロデューサーの鈴木敏夫氏も「ジブリで一番上手いアニメーター」と太鼓判を押す。
原作は、第二次世界大戦後のイギリス・ファンタジーを代表する作品で、主人公の身長10センチほどの女の子・アリエッティ一家が人家の床下に住み、人間から日用品を借りて暮らしていたが、人間に姿を見られたため家を出ていかなくてはならないことから始まる物語。今回は、現代の東京・小金井に舞台を移し、アリエッティと人間の少年との出会いと心の交流を描いていく。
映画化の理由として鈴木氏は、宮崎監督の言葉として「借りぐらしという設定がいい。今の時代にぴったりだ。大衆消費の時代が終わりかけている。そういうときに、ものを買うんじゃなくて借りてくるという発想は、不景気もあるけど、時代がそうなってきたことの証だ」と説明。『ゲド戦記』で監督に起用した宮崎監督の息子である宮崎吾朗氏に続き、新たに監督を務める米林監督がどのような映像美を見せるのか注目だ。
なお、ジブリ作品には印象に残る主題歌も欠かせないが、今回は主題歌フランス、ブルターニュ出身のハープ奏者、セシル・コルベルの新作「Arrietty’s Song」に決定。音楽配信サイト(iTunes Store、mora、MUSICO)で19日(土)より配信開始となる。
映画監督・宮崎駿率いるスタジオジブリの最新作が『借りぐらしのアリエッティ』に決定し、2010年夏に公開されることが発表された。原作はイギリスの作家・メアリー・ノートンのカーネギー賞を受賞した児童文学『床下の小人たち』。40年にわたり同作のアニメ化を構想していた宮崎は、企画を担当。監督は『崖の上のポニョ』で、ポニョの波乗りシーンを描き、宮崎をうならせたというジブリ若手随一の天才アニメーター・米林宏昌が務める。プロデューサーの鈴木敏夫氏も「ジブリで一番上手いアニメーター」と太鼓判を押す。
原作は、第二次世界大戦後のイギリス・ファンタジーを代表する作品で、主人公の身長10センチほどの女の子・アリエッティ一家が人家の床下に住み、人間から日用品を借りて暮らしていたが、人間に姿を見られたため家を出ていかなくてはならないことから始まる物語。今回は、現代の東京・小金井に舞台を移し、アリエッティと人間の少年との出会いと心の交流を描いていく。
映画化の理由として鈴木氏は、宮崎監督の言葉として「借りぐらしという設定がいい。今の時代にぴったりだ。大衆消費の時代が終わりかけている。そういうときに、ものを買うんじゃなくて借りてくるという発想は、不景気もあるけど、時代がそうなってきたことの証だ」と説明。『ゲド戦記』で監督に起用した宮崎監督の息子である宮崎吾朗氏に続き、新たに監督を務める米林監督がどのような映像美を見せるのか注目だ。
なお、ジブリ作品には印象に残る主題歌も欠かせないが、今回は主題歌フランス、ブルターニュ出身のハープ奏者、セシル・コルベルの新作「Arrietty’s Song」に決定。音楽配信サイト(iTunes Store、mora、MUSICO)で19日(土)より配信開始となる。