次回直木賞の選考委員は7名に〜井上ひさし氏死去、平岩弓枝氏・五木寛之氏退任で3名減

井上ひさし氏が死去したことで、次回直木賞の選考は7名で行われることになった(2009年1月撮影) (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

井上ひさし氏が死去したことで、次回直木賞の選考は7名で行われることになった(2009年1月撮影) (C)ORICON DD inc. 

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 作家の井上ひさし氏が9日に死去したことで、次回行われる第143回の直木賞選考は7名の選考委員により行われることになった。同賞の選考と授賞を行っている日本文学振興会が12日、明らかにした。直木賞の選考はこれまで10名で行われていたが、今年3月に平岩弓枝氏・五木寛之氏が退任を表明。井上氏の他界で選考委員は10名から7名となった。来年行われる第144回での増員については今後検討していく。

 井上氏は作家、劇作家、放送作家として活躍。代表作に山元護久氏と共作したNHK人形劇『ひょっこりひょうたん島』、第62回直木賞(1972年)を受賞した『手鎖心中』 や日本SF大賞などを受賞した『吉里吉里人』などがあるほか、1984年には自身のの戯曲のみを専門に上演する「こまつ座」を旗揚げするなど、多岐に渡り活躍していた。なお、井上ひさし氏が選考委員として最後に携わった第142回(2010年1月14日発表)の直木賞は、佐々木譲氏の『廃墟に乞う』、白石一文氏の『ほかならぬ人へ』が受賞している。

 そのほか、第142回直木賞をもって退任したと発表した平岩氏は「後進に道を譲る」として、五木氏は第142回受賞作『廃墟に乞う』の論評ミスにより退任を発表していたため、第143回(7月中旬決定)の選考委員は浅田次郎氏、阿刀田高氏、北方謙三氏、林真理子氏、宮城谷昌光氏、宮部みゆき氏、渡辺淳一氏の7名で務めることになる。

 新聞や雑誌、単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品の中から優秀作を選定する直木賞は、芥川賞と同時に昭和10年に制定された歴史ある文学賞。上半期(12月1日〜5月31日に公表されたもの)の選考会は7月中旬に、下半期(6月1日〜11月30日に公表されたもの)は翌年1月中旬に行われる。

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