車買取車両のクラス分け

  • 車両のクラス分けについて

 中古車の査定額は「車両クラス」によっても評価が変わります。財団法人の日本自動車査定協会(JAAI)の「中古自動車査定基準」を参考にして、メーカーごとでの車をクラス分けしてみましょう。
 「車両クラス」は聞き慣れない言葉でしょう。これは中古車を査定するための指標の1つです。日本自動車査定協会は、中古車を査定するために「中古車自動車査定基準」を設けており、車をクラス分けしています。車両のクラス分けは、一般的には高級車のほうが高いクラスとなりますが、これは高級車と軽自動車を比べた場合、事故が起きた時に部品代や修理代の費用が高いからです。中古車価格の査定価格は車の基本価格から加点・減点によって決まりますが、これは車のクラスによって変わります。
車種のクラスは国産車の場合は8クラスに、輸入車は7クラスに分けられています。

・国産車
特C>特B>特A>I>II>III(基本クラス)>IV>軽

・輸入車
特>I>II>III>IV>V>VI(基本クラス)

 国産車の場合、軽が最も低いクラスVが基本クラス特Cが最も高いクラスになります。例えば、トヨタ自動車でいえばセンチュリー、LS600h(レクサス)、LS600hL(レクサス)が特Cクラスになり、日産自動車ならプレジデントやGT−Rが特Cクラスと設定されています。輸入車はYが最も低く、同時に基本クラスで、特が最高クラスになります。クラスは車種ごとに係数をかけたものに加減点を加えて評価します。算出方法は車両のクラスに下のような係数を掛け合わせて加減点を算出します。

・国産車の係数
特C / 特B / 特A / I / II / III / IV / 軽
2.2 / 1.8 / 1.5 / 1.4 / 1.2 / 1.0 / 0.8 / 0.7

・輸入車の係数
 特 / I / II / III / IV / V / VI
7.0 / 3.6 / 3.0 / 2.4 / 1.7 / 1.3 / 1.0
 車両クラスは各メーカーでさらに細かくクラス分けされています。国内メーカーの人気車種のクラスを一覧でまとめてみました。自分の車はどこのクラスにあたるのか、確認してみてください。

■トヨタ(レクサス)
特C:センチュリー
特B:セルシオ
特A:マジェスタ、ソアラ
I:クラウン、ウィンダム、ランドクルーザー
II:マークX、エスティマ
III:プリウス
IV:カローラ

■ホンダ
特A:NSX
I:レジェンド、エリシオン
II:インスパイア、オデッセイ
III:インサイト
IV:シビック
軽:トゥデイ

■日産
特C:プレジデント
特B:シーマ(50系)
特A:シーマ
I:フェアレディZ
II:スカイライン
III:プリメーラ、プレセア
IV:ウイングノート、キューブ
軽:デイズ、モコ

■マツダ
I:センティア、MS-9
II:RX-8
III:ロードスター、プレマシー
IV:デミオ、ファミリア
軽:キャロル

■スズキ
II:グランドエスクード
III:キザシ
IV:スイフト、シボレークルーズ
軽:アルト、カプチーノ

■スバル
II:レガシィ(BR、BM系)
III:エクシーガ
IV:インプレッサ
軽:ステラ、プレオ、ネスタ

■ダイハツ
II:アルティス
III:デルタ
IV:ブーン、ストーリア
軽:ミラ、ムーブ、ハイゼット

■三菱
特C:ディグニティ
特B:プラウディア
特A:デボネア
I:ディアマンテ、GTO
II:ジープ、パジェロ(ショート)
III:ランサー・エボリューション、ギャラン、エアトレック
IV:コルトプラス、ミラージュ
軽:アイ、ミニカ

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