2009年07月08日 12時00分

“実は写真嫌い” リチャード・ギア、4年ぶり来日会見で大テレ

来日会見を行ったリチャード・ギア (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

来日会見を行ったリチャード・ギア (C)ORICON DD inc. 

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 米俳優のリチャード・ギアが8日、都内で忠犬・ハチ公の物語をハリウッドで映画化した主演作『HACHI 約束の犬』の来日記者会見を行った。ギアは「日本は世界で一番好きな国」と4年ぶりの来日を喜ぶも、会見最後に行われた写真撮影の際には大テレの様子ですぐさま手を振りステージから降壇。会場がざわついたところで、通訳の戸田奈津子氏が「ここだけの話、彼は写真が大嫌いなんです」と明かし、笑いをさそった。

 東京・渋谷駅前の銅像で有名な秋田犬「ハチ公」。1987年に『ハチ公物語』として映画化され大ヒットした感動の実話が、海を越えたもうひとつのハチ公物語『HACHI 約束の犬』として生まれ変わる。主に3匹の秋田犬と撮影をともにしたギアは、「1日のうち12時間くらい犬を撮り、日が暮れる頃に『あと10分でリチャードのシーンを撮ろう』って追いやられて撮った。私は犬の二の次の立場だった」と微笑み、撮影を振り返った。

 また、愛犬家のギアは昨日(7日)に東京・渋谷駅前のハチ公像を訪れたことについて「バンで渋谷に着いたら、目の前にハチ公のバスが停まった。いかに日本でハチ公が親しまれているか知ったよ」と感心の様子。写真撮影の前にはカメラマンを前方に連れ出そうとするも失敗し「シャイだな」と苦笑したが、実は撮影にテレてすぐさま引っ込んでしまったギアが最もシャイだったようだ。

 映画『HACHI 約束の犬』は8月8日(土)より全国で公開。

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