2010年01月30日 10時00分

これぞ和の趣! “蹴鞠用の靴”モチーフのスニーカー

蹴鞠の鴨沓(かもぐつ)をモチーフにしたスニーカー『KAMOGUTSU』  [拡大する]

蹴鞠の鴨沓(かもぐつ)をモチーフにしたスニーカー『KAMOGUTSU』 

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 アシックスは29日、平安時代に流行した蹴鞠(けまり)用の靴「鴨沓(かもぐつ)」をモチーフにしたスニーカー『KAMOGUTSU(かもぐつ)』を2月1日より発売すると発表した。メーカー希望小売価格は税込1万2600円。鴨沓は牛革に黒漆を塗ったものに筒状の革を付けたブーツのような形状の靴だが、ミドルカットのスニーカーにアレンジしている。

 スニーカーに“平安時代の雅なサッカー”を取り入れた同商品は、日本らしいデザインが特徴の同社のグローバルブランド「オニツカタイガー」より発売。着物の重ね着をイメージした履き口部分や履き口を折り返してローカットスニーカーにアレンジできる機能性など、和の趣と機能性を両立させている点が特徴となっている。

 蹴鞠は6人から8人で鞠を蹴る遊びで、約1400年前に中国から伝わってきたとされている。平安時代には貴族の間で流行し、現代では伝統行事として毎年1月4日に下賀茂神社(京都市左京区)で「蹴鞠始」が催されている。

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