2012年10月30日 10時30分

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>いつもの家事で基礎代謝アップ!

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いつもの家事で基礎代謝をアップするには?

 朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEがコラボしてお送りする“おさらいニュース”。今回は“基礎代謝”がテーマ。基礎代謝の低下は肥満や病気などを引き起こす恐れがあるといわれている。そこで、太りにくく病気になりにくい身体を目指し、家庭で簡単に行える代謝アップ術を紹介する。

■加齢で代謝は低下… キープするには「筋肉」を鍛える

 そもそも基礎代謝とは呼吸や体温維持、内臓の活動など身体を動かしていなくても常に消費されるエネルギーのことで、加齢と共に徐々に低下していくといわれている。食事で摂取するカロリーに対して消費される量が少なくなると、余分なエネルギーが身体に溜まるため肥満の原因になる。

 基礎代謝のうち22%を占めるといわれているのが筋肉。運動で筋肉を鍛え、筋肉量が増えればそのぶんエネルギーが消費される。基礎代謝が高ければ、太りにくい身体を作ることができるのだ。

■代謝をアップさせる“効果的な家事”

 代謝を上げるには筋肉を使うことが重要だが、東京医科大学病院の糖尿病・代謝・内分泌内科の小田原雅人主任教授によれば、激しい運動をしなくても消費カロリーの多い家事を意識して行うことで、運動と同じくらい筋肉量が増え、基礎代謝がアップするという。

 例えば、10分間のウォーキングと同様のカロリーを消費するには、「掃除機をかける」ことで代用できる。大きな筋肉を使うことが代謝を上げるポイントになるので、背中や太ももの筋肉を使うこの動作は消費カロリーも多く、10分間行うと21.2kcal消費できる。また、自転車を10分間こいだ時と、「洗濯物を干す」(10分間)動作は同程度の27.7kcalを消費する。

 わざわざ時間を設けなくても日常生活の中で工夫したり意識したりすることで、激しいトレーニングをせずとも基礎代謝を改善していける。面倒な家事も「太りにくい身体になる!」と思えば、楽しく感じるかもしれない!?

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