2013年02月26日 10時00分
<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>塩とみかんで家風呂が温泉に!?
全国に3000箇所以上あると言われ、様々な効能が謳われている「温泉」
温泉天国、日本。寒い冬はもちろん、季節を問わず足を運ぶ人も多いのでは? そこで、ORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とのコラボ企画“おさらいニュース”では、旅行に行かずとも、家の入浴で温泉に浸かったような効果が得られる、ひみつの食材をピックアップ。
今回紹介する泉質は、地中の岩盤に含まれる塩分が温泉水に溶け出す、また断層から海水の塩分が染み込んで出来上がる、日本ではポピュラーな温泉「塩化物泉」。
環境省とタッグを組み、温泉の効能を解明するプロジェクトを立ち上げた国際医療福祉大学大学院 教授・前田眞治氏らの最新の研究で、「塩化物泉」は関節痛や神経痛など、さまざまな体の痛みの改善に効能があることが解明されている。
番組内では『塩化濃度が高い温泉 TOP10』(番組調べ)を発表。その結果、痛みに効く塩分濃度が3.92%と、海水の塩分濃度の約3%を上回った兵庫県【有馬温泉】が1位に。2位には青森県【黄金崎不老ふ死温泉】、3位に静岡県【浜名湖かんざんじ温泉】が続いた。
では、1位の「有馬温泉」に負けない、家庭のお風呂の入り方とは? 実は、とても身近な食材を加えるだけでいい。塩化物泉のように大量の塩を入れなくても、湯船にお湯を張り、100グラムの塩と「みかんの皮」(10個分)をプラスするだけで、入浴後の保温効果が飛躍的にアップするそうだ。まだまだ寒さが続く今冬、ぜひ試してみては?
※使用後は、浴槽の痛みを防ぐため水洗いを!
「みんなの家庭の医学」番組HP