2012年01月23日 17時32分

GREE(グリー)、高知県と協働でソーシャルゲーム提供開始

 GREE(グリー)は23日、新作ノベルゲーム『小悪魔の条件』の提供を開始した。同社と高知県は、同県経済の活性化や若者の雇用の確保を図るため協働でソーシャルゲーム産業の創出に従事。同作はその取り組みの第一弾で、同社代表取締役社長・田中良和氏は「この産業の育成に一丸となって取り組む高知県を、グリーとしても積極的に支援」するとしている。

 同作は、高知県ソーシャルゲーム企画コンテストの第1回入賞作品を地元の開発デベロッパーがゲーム化したもので、自治体が開発支援を行った全国初のソーシャルゲーム。内容は、ゲームに登場するイケメンを思うままに振り回しながら“小悪魔”体験を楽しむというもの。

 田中社長は、「ソーシャルゲームは、インターネットを通じて提供できるので地理的不利もなく、また、日本の特長である独自の世界観と粘り強く作り上げていく国民性などを考えると、グローバルレベルでも日本に優位性のある産業」と今回の取り組みの狙いを説明。高知県知事・尾崎正直氏は「グリーと高知県は、今後もソーシャルゲーム産業の創出・育成に協働で取り組み、地方の雇用創出・産業の活性化を通じて日本の経済発展に貢献していきます」とソーシャルゲーム産業に力を入れていく方針だ。

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