“演歌の殿堂”新宿コマ劇場、惜しまれつつ本日閉館

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31日(水)で閉館となる新宿コマ劇場 

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 著名な演歌歌手が多数公演を行った、東京・新宿歌舞伎町のシンボル「新宿コマ劇場」が31日(金)夜、52年の歴史に幕を閉じる。主催公演はすでに終了しており、同日夜の『年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京)の生放送をもって閉館となる。この日は「52年間のご愛顧ありがとうございました」と書かれた壁面の看板を撮影するファンの姿も多数あった。

 「新宿コマ劇場」が開館したのは1956年(昭和31年)12月。コマのように回りながら約8mをせり上がる三重の円形舞台が特徴的で、この舞台形状は同館名称の由来でもある。ミュージカルやコンサートなど華やかな演目を行う同劇場の存在は、周辺の映画館やボウリング場などと共に、歌舞伎町を“娯楽の街”に成長させた。カメラ片手に同劇場を訪れた埼玉県在住63歳の男性は「20〜30代の頃はよく会社の仲間と遊びに来ていた。定年退職をしてこれから第2の人生を楽しもうと思っていたのに、閉館するなんて残念」と名残惜しそうに同劇場を見つめた。

また、“演歌の殿堂”と言われる同劇場では、北島三郎松平健小林幸子、故・美空ひばりさんら大御所歌手が特別公演を開催。演歌歌手にとって、「新宿コマ劇場」での特別公演はステータスでもあった。この日も「コマ劇場で聴く演歌は特別。今日のチケットを持っていないけど、もしかしたら余り券があるかもしれないと思って来てみた」という58歳女性をはじめ、会場の当日券売り場には問い合わせに訪れる人もいた。

 建物の老朽化、収益の低下を理由に閉館が発表されたのは今年5月。隣接する新宿コマ東宝、新宿プラザ劇場などの映画館、劇場シアターアプルも合わせて閉館となり、周辺の敷地を含めて再開発を行う予定だが、そのプランは現在のところ未定となっている


 北島三郎松平健小林幸子

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