2009年10月31日 06時00分

ファンケルとバンダイが共同開発 携帯型の美肌鑑定グッズ登場

ファンケルとバンダイが共同開発した美容ツール『美肌鑑定』  [拡大する]

ファンケルとバンダイが共同開発した美容ツール『美肌鑑定』 

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 化粧品メーカーのファンケルと玩具メーカーのバンダイは30日、肌の水分量や状態を手軽にチェックできる携帯型の美容ツール『美肌鑑定』の発売を発表した。同商品は日常生活や心理状態などの質問に答える“カウンセリング”と肌の水分量を測る“測定”機能により、肌の状態を数値化するグッズで、美容カウンセリングに慣れていない20代女性をターゲットに開発。両社はお試し版が体験できる公式サイトの開設や学園祭などでのプロモーション活動で、大学生〜20代の女性たちに訴求していく。

 高校生〜20代の女性たちには気軽に手に取れるうえに安価なドラッグストアコスメが人気であるため、百貨店や専門店で行われるような美容カウンセリングサービスは未経験の人も多い。ファンケルが高校生から20代後半の女性を対象に実施した調査によると、スキンケア化粧品の利用率はほぼ100%でありながら、美容カウンセリングサービスの利用経験率は、高校生で7%以下、20代前半層でも45%台だったという。

 そこで、両社は「スキンケアを本格的に始める20代の方々に、肌値測定と気軽に楽しめるカウンセリング機能によりスキンケアを学び、素肌美を実現していただく」ために同商品を企画・開発。商品デザインやパッケージはフェリス女学院大学の女子大生が開発に参加しており、ターゲット層に受け入れられやすいデザインを目指した。

 同商品は5つの機能で構成されており、ファンケルが監修した10問の質問に答え、肌の水分値を測定する「美肌鑑定」モードのほか、美容アドバイスをチェックできる「美肌虎の巻」モード、友達の肌の状態を測定できる「美肌試し」モードなどを用意。また、90日分の「肌水分量」と肌の状態をチャート形式で保存できる機能も備わっている。同商品は11月30日より、全国の雑貨店・玩具店のほか、ファンケルの直営店舗などにて販売。価格は3570円(税込)。

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