マイケル・ムーア監督、トラブル続きの初来日も東証でご機嫌記者会見

初来日したマイケル・ムーア監督 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

初来日したマイケル・ムーア監督 (C)ORICON DD inc. 

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 米ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーア氏が最新作『キャピタリズム 〜マネーは踊る〜』のプロモーションのため初来日し、30日、東京・日本橋兜町の東京証券取引所内東証ホールで記者会見を行った。同所で映画監督の記者会見が行われるのは今回が初めて。ムーア監督はトレードマークのキャップ帽をかぶり、普段と変わらぬカジュアルな服装で登場したが、実はバッゲージロスに遭っていたこと、税関を通る際に指紋押捺をめぐってもめるなど、トラブル続きだったことを明かした。しかし、「NY証券取引所には入ることもできなかったが、東京証券取引所には何の問題もなく入れたよ」とご機嫌で、日本に対する思いの丈を語りつくした。

 ムーア監督はバッゲージロスで荷物が届かなかったことについて、「Jで始まりLで終わる航空会社ですが…」とチクリ。機内で着ていたパジャマ用のシャツしかなかったため、「慌てて力士が服を買う店で上着を買ってきた」と笑わせた。また、逮捕されるのを覚悟して、アポなし取材を敢行してきたムーア監督は、これまでに一度も指紋を採取される経験がなかったが、今回は「任意で指紋押捺に応じるか、国外退去かを迫られた」と税関職員との間でやりとりがあったことを明かした。そして結局、「人差し指ではなくほかの指で」押捺して無事、入国できたという。

 作品の中で、ムーア監督はたびたび米国と比較して日本を称賛する場面があるが、今回のトラブル続きで日本の印象が悪くなったのではないか? と心配されるも、「空港を出てからの日本の印象はグレート」と笑顔。「アメリカみたいになりたい、というような思いは捨ててください。Be Japan。日本でいてください」と話し、戦後日本の教育制度や健康保険制度、平和憲法などに対する持論を披露した。

 また、株トレーダーとして3年のキャリアを積むタレントの小倉優子が花束贈呈に駆けつけ、「緊張していたのですが、ムーア監督がカジュアルな服装だったので親しみやすくて安心しました。株は失敗続きだったのですが、今年やっとプラスになりました」と話すと、これを受けてムーア監督は「今度株に失敗したら、連絡して。花束を贈って慰めるから」と鼻の下を長くする場面も。出番待ちの控え室でも小倉に「かわいい」を連発していたという。

 『キャピタリズム 〜マネーは踊る〜』は、サブプライム問題、リーマン・ショックなど世界同時不況を引き起こした米国の資本主義経済のひずみにムーア監督が真っ向から切り込み、金をめぐる悲喜こもごもを暴き出す。12月5日(土)より東京・TOHOシネマズシャンテ、大阪・TOHOシネマズ梅田で限定公開、1月9日(土)より全国拡大公開。


 小倉優子

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