2010年07月10日 05時00分

ローソン、中国・重慶に出店

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 ローソンは9日、中国・重慶市に第1号店を出店すると発表した。同市に日本のコンビニエンスストアが出店するのは初めて。同社は1996年7月に“中国初のコンビニエンスストア”として上海に1号店をオープン。現在では上海市内に309店舗を展開しているが、上海以外の都市に出店するのは初めてとなる。

 同社は今年4月に現地法人を設立。今後は13日に1号店をオープンし、8月末までに5店舗展開。また、2011年内に30店舗体制とし、5年間で200店舗体制にする予定。

 今回の出店は重慶市からの招へいを受けて実現したもの。世界最大級の都市で中国4番目の直轄都市でもある重慶市の経済は中国全土の平均や上海などの沿岸部都市を上回るペースで成長を続けており、同社は「成長著しい中国の内陸都市において、コンビニエンスストアに対する潜在需要が高まっている」と判断、進出を決めた。

 1号店では弁当やおにぎりなどの食品、雑貨など約1100品目で展開。国内店舗での取扱品目数(約2000品目)に比べるとやや少ないものの、上海の店舗でも大人気の弁当類や串に刺したおでんなどは重慶でも同様に取り扱い、“中国でのニーズ”に応えていく。



中国・重慶市にオープンする、ローソン1号店のイメージ 

中国・重慶市にオープンする、ローソン1号店のイメージ 

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