2009年04月16日 12時00分

若者は意外と忍耐強い? “行列に並べる時間”20代の平均は約70分

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 レジャースポットやレストランなどの順番待ちや渋滞などが増える行楽シーズンを前に、『渋滞予測カレンダー』を展開しているNEXCO東日本は15日(水)、20代から50代までを対象とした『待ち時間 忍耐力調査』を発表した。「欲しい商品を購入する際、どの程度の時間なら行列に並べるか?」という設問では、50代の平均待ち時間が29分なのに対し、20代の平均は69分ともっとも長く、同社は「20代の若者は目的のためには忍耐強くなれるのでは」と分析している。【1時間以上待てる】という回答も、ほかの世代に比べて20代が最も多かった(32.8%)。

 「飲食店で並べる時間」についても同様の傾向があり、20代の平均待ち時間が29分なのに対し、50代は18分だった。また、50代の回答には【並ばない】が27.3%、4人に1人が「行列に加わらない」と答えているが、20代で【並ばない】と答えたのは9.4%という結果に。同社は「歳を重ねるごとに忍耐力も強くなると思われがちだが、“手に入れたい”という欲望が強い若者のほうが、忍耐強くなる」と分析している。

 また、交通渋滞に関してのストレスは世代間の大きな変化は見られないものの、渋滞を避けるために事前に計画を立てるのは30代、40代、50代が25%前後で横並びだったのに対し、20代は14.1%となっており、あまり計画をせずに出発する傾向が見られた。

 同調査はインターネット上でのアンケートで、2009年2月20日〜22日に実施。20代から50代までの男女、512人が回答を寄せている。


※表内の数字の単位は%です。

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