2009年12月11日 14時00分

清水寺で発表する恒例の『今年の漢字』、2009年は「新」に決定

2009年を表す漢字は「新」に (C)財団法人 日本漢字能力検定協会  [拡大する]

2009年を表す漢字は「新」に (C)財団法人 日本漢字能力検定協会 

■過去の『今年の漢字』一覧

 2009年の漢字は「新」―。1年の世相を表す漢字を公募で選ぶ恒例の『今年の漢字』が11日、京都・清水寺で発表され、縦150cm、横130cmの大きな和紙に森清範貫主が「新」の文字を揮毫(きごう)した。2009年は政権交代による新政権発足のほか、シアトルマリナーズのイチロー選手の新記録・9年連続200安打、プロゴルファー・石川遼選手の史上最年少賞金王達成、新型インフルエンザの上陸などがあった。

 『今年の漢字』は日本漢字能力検定協会が毎年12月12日の「漢字の日」に発表。1995年から続いており、今年で15回目となる。今年も11月初旬から12月初旬までの間に全国公募をした結果、16万1365票の応募が寄せられ、うち1万4093票(8.73%)を集めて「新」が1位に輝いた。2位以下は順に「薬」1万184票(6.31%)、3位「政」5356票(3.32%)、4位「病」5329票(3.30%)、5位「改」4711票(2.92%)となった。

 2009年の『今年の漢字』に選ばれた「新」ついて、同協会は「さまざまな“新しいこと”に期待し、恐怖を感じ、希望を抱いた1年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したい」としている。


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