中古車の値上げ交渉術

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 「1円でも高く買い取ってもらいたい」。車を売る時には誰もが思います。そのために、知っておくとよいのが買い取り業者とのやり取りの仕方です。業者とのやり取りで注意すること、高く買い取ってもらうための交渉術を紹介します。

中古車売却は価格交渉がつきもの

 車の売却で査定が終わり、販売店や買い取り専門店から価格が提示されました。しかし、これで終わり、というわけではありません。実はここからが重要です。なぜなら、値上げ交渉のスタートになるからです。

 買い取り価格はオークション価格をベースにしています。買い取り業者の利益はオークション価格から経費と買い取り価格を引いたものになるので、実際のオークション価格よりもかなり低い金額を提示します。その一方で、業者側は、車を売る人から価格交渉があるものとも思っています。だから、交渉はすべきなのです。

交渉術1「自分から希望額は言わない」

 査定相場を知ることは大切ですが、自分から希望額をいうことは避けましょう。買い取り業者にとって、一番ありがたいのは相場よりも安く売ってくれるお客です。あなたの提示する希望額が相場よりも低かった場合、その価格で買い取られてしまい損をしてしまいます。

 だからといって、中古車情報誌などから相場価格を判断することは非常に難しいことです。車の買い取りは、車種やグレード、年式、走行距離、色、ミッション、オプションなどを総合的に判断する必要があり、査定相場は地域や時期によって変動があるからです。相場を知ることは相場価格よりも安く売ってしまうことを防ぐには役立ちますが、労力をかけても、それくらいのメリットしかありません。

交渉術2「愛車の状態をアピールする」

 一方で、効果が見込めるのが車の状態をアピールすることです。定期的に整備していたのなら整備手帳を見せたり、無事故なら修復歴がゼロだということを言いましょう。ほかにも「走行距離が少ない」「車内がキレイ」「装備品が豪華」など様々なアピールポイントがあると思います。車の状態は査定金額を左右します。査定する人はプロですが、うまくアピールすることができれば、心が動かされて査定アップにつながることがあります。

交渉術3「複数の買い取り業者の査定を出す」

 買い取り業者は買い取り価格を上げて自分たちの儲けが減ってしまうことを嫌がりますが、もっと嫌がるのは中古車を買い取りできなかったり、別の業者に買い取られてしまうことです。買い取りできなければ、業者の利益は“ゼロ”になり、交渉した経費だけがかかってしまうからです。

 これをうまく利用する方法があります。それが「業者間の競合」です。まずは、複数の買い取り業者に見積もり依頼をします。そして、交渉時に「○○社にも依頼している」「□□社は、こんな提示額だったんですけど…。」と担当者に伝えます。すると、安い提示額を避けられると同時に、最終的には一番高い査定額を提示した業者に売ることができます。業者間の競合は買い取り価格を高くする最大の交渉術なので、即決は避けて、必ず見積もり依頼するようにしてください。業者によっては、数十万円の価格差がつくこともあります。
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