2009年10月23日 10時00分
タモリ司会の3番組がTOP10入り!「好きな長寿番組」ランキング
1位に選ばれた『笑っていいとも!』 (C)フジテレビジョン
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10月も後半に入り、連日テレビではドラマやバラエティなど、さまざまな新番組がスタートしている。各局熾烈な視聴率争いの中、短期間で終了してしまう番組もあれば、放送開始から10年を超えてなお親しまれ続けている“長寿番組”もある。オリコンでは『好きな長寿番組』についてアンケートを実施したところ、1位は1982年に放送がスタートした昼のバラエティ番組【森田一義アワー 笑っていいとも!】(フジテレビ系)が選ばれた。番組の企画構成やレギュラー出演者の豪華さはもちろんだが、主な支持の理由として、司会のタモリを称える意見が圧倒的。さらにランキングTOP10内には、タモリが司会を務める番組が3作品も登場し、改めてタモリの支持の高さが伺える結果となった。
まず、タモリ司会1作目の【笑っていいとも!】は、「実際に観覧して、レギュラー陣の良さを引き出すタモリさんのエンターティナー魂を見た」(神奈川県/30代/女性)との熱い声が。さらに、「テレフォンショッキングが毎日なんとなく気になる」(長崎県/30代/女性)や「お昼にはこの番組!」(京都府/40代/男性)との意見が多く、絶対的な“安定感”があるようだ。放送開始5000回目を達成し、単独司会者による生放送の長寿記録としてギネスブックにも認定されていることからも分かるように、文字通り“昼の顔”として幅広い世代から親しまれている。
続いて2作目、3位に「数少ない正統派の歌番組」(埼玉県/30代/女性)と【ミュージックステーション】(テレビ朝日系)がランクイン。「生放送独特の緊張感やハプニングがいい。さらにミュージシャンの素が垣間見えて面白い」(長野県/30代/女性)と、音楽番組として放送開始時から変わらないスタンスと真摯な番組作り、さらに音楽番組として今では数少ない“生放送”という番組形態が高い支持を獲得。今回のランキングでTOP10内唯一の音楽番組となった。
そして3作目は、深夜枠から【タモリ倶楽部】(テレビ朝日系)が7位に登場。「タモリさんの自由奔放さや、番組全体のゆるさ、ちょっとマニアックな部分が好き」(神奈川県/30代/女性)と、“ユルさ”と“マニアック”が主な理由に挙がった。さらに、看板コーナー『空耳アワー』の人気も揺ぎ無い。“お昼の顔”から正統派音楽番組の司会、さらにはマニアックな“深夜の顔”と、全世代に対応可能な振り幅の広さがタモリの魅力だ。
なお、2位には国民的アニメ【サザエさん】(フジテレビ系)、4位に【笑点】(日本テレビ系)と日曜夕方の定番番組が挙がり、いずれも「家族団らんの時間の象徴になっているから」(埼玉県/10代/女性)と家族揃って観ても安心できる番組として親しまれているようだ。その他に8位には年末の「笑ってはいけないシリーズ」も恒例化しつつある【ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!】(日本テレビ系)、10位にユースケ・サンタマリアとSMAPの草なぎ剛の名コンビぶりが好評の【『ぷっ』すま】(テレビ朝日系)と、TOP10内にはさまざまなジャンルの番組が並んだ。
【調査概要】
調査時期:2009年8月18日(火)〜8月21日(金)
調査対象:合計1,000サンプル(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女、各125サンプル)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
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