2009年12月29日 10時00分

正月休みの過ごし方 “ムダな行為”に「帰省」も 〜結婚相手の実家は苦痛!?

■“ムダ”な行為TOP10

 1年の仕事を終え、いよいよ年末年始の正月休みに突入。旅行などの予定を立てた人もいれば、全く未定という人もいるだろう。後になって休み中の過ごし方を振り返り“ムダにしてしまったな”と感じる人は多いのでは? ORICON STYLEでは「正月休みについやってしまう“ムダだな〜”と思う行為は?」というアンケートを実施したところ、【寝すぎる】【テレビを観る】【ごろごろ・ダラダラする】と文字通りの“寝正月”が大半を占めた。しかし、意外にも【帰省/家族・親戚と過ごす】が7位に挙がり、こちらは「主人の実家でする親戚の話」(埼玉県/40代/女性)と、避けては通れない既婚者ならではの悩みが垣間見えた。

 日ごろの睡眠不足を解消しようと “思い切り寝る”と意気込むものの、起きた後で「後悔」の2文字がチクリと胸を刺すのは1位の【寝すぎる】。「コタツで横になり、ボーっとして気づいたら寝てる。起きたら夕方というパターン」(神奈川県/10代/男性)や「昼まで寝てしまう。その時間に何かできたはずなのに」(東京都/20代/女性)など、巻き戻せない時間を惜しむ人は多い。

 また2位の【テレビを観る】、3位【何もしない/だらだら・ゴロゴロする】という人も同様だ。「寒いのが嫌で外に出るのが億劫になり、ボーっとTVを観ているうちに時間が過ぎてしまう」(福岡県/30代/女性)や「テレビを観ながら出された料理を食べて、ゴロゴロ…」(福岡県/40代/男性)など、寒さに負けて家に閉じこもり、テレビを観続けてやり過ごしてしまった休日に、後悔の念がちらり。“正月ならでは”のまったりとした時間の流れのなかで、心地よさについ負けてしまうといったところか。

 そして、意外にもTOP10にランクインしてきたのが【帰省/家族・親族と過ごす】。「帰省の旅費と時間があれば家族で海外旅行ができるのに……と、いつも思ってしまう」(神奈川県/40代/女性)というコメント通り、テレビに映る渋滞速報や電車のUターンラッシュは帰省の足を鈍らせる要因の1つ。また「妻の実家に行き、することがない状態」(石川県/30代/男性)など、遠く離れて暮す親族に年に数回元気な姿を見せ合う帰省だが、結婚し、パートナーの実家へ向かう足取りは少し重ためといえそうだ。

 今年の正月休みはどんな風に過ごそうか? まだスケジュールを立てていない人も、すでに計画済の人も、心と体をリフレッシュさせる有意義な正月休みを過ごして欲しい。

【調査概要】
調査時期:12月9日(水)〜12月11日
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女、各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査





■禁無断複写転載
※オリコンランキングの著作権その他の権利はオリコンに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、ブログ、携帯電話)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。詳しいお問い合わせは、弊社広報企画部までお願いいたします。


オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について