自動車保険の20等級の保険料は?相場やさらに安くするコツを解説

自動車保険の20等級の保険料は?相場やさらに安くするコツを解説

自動車保険は、等級によって保険料の割引・割増率が決められています。一般的には1〜20等級に区分され、等級の数字が上がるほど保険料は安くなっていきます。では、最高の20等級の場合、保険料はいくらになるのでしょうか。
ここでは、自動車保険で20等級になるとどのくらい保険料が割引されるのか、そこからさらに保険料を抑える方法についてご紹介します。
トータルマネーコンサルタント 新井 智美

監修者トータルマネーコンサルタント 新井 智美

マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。

mokuji目次

  1. 自動車保険の20等級は割引率が最も高い状態
    1. 等級は保険料の割増・割引率を決めるための区分
    2. 事故を起こすと事故有係数が適用され、保険料が高くなる
    3. 20等級の割引率と具体的な保険料への影響
  2. 20等級の自動車保険料の相場はいくら?
    1. ゴールド免許保持者の20等級保険料相場
    2. 車両保険ありとなしの場合の保険料相場の違い
  3. 等級は20等級になっても下がることがある?
    1. 3等級ダウン事故
    2. 1等級ダウン事故
  4. 20等級から等級が下がった場合の保険料への影響
  5. 20等級になるまでにかかる期間と方法
    1. 自動車保険の等級を効率よく上げる方法
    2. 20等級の引き継ぎと継承について
  6. 20等級の自動車保険料をさらに安くする方法
    1. 長期優良割引が利用できる保険会社に乗り換える
    2. 各種割引が適用にならないかを確認する
    3. 年払い(一括払い)にする
    4. 運転者を限定する
    5. 使用目的を見直す
    6. ネット型自動車保険に切り替える
    7. 年齢条件を見直して保険料を抑える
  7. 20等級を維持するための注意点
  8. 自動車保険は20等級を目指して保険料を抑えよう

自動車保険の20等級は割引率が最も高い状態

自動車保険の20等級は割引率が最も高い状態

自動車保険の20等級とは、等級による割引で最も保険料の割引率が高い状態です(共済では22等級まである場合も)。

事故有係数がない場合、20等級の割引率は63%となっており、仮に割引適用前の保険料が10万円なら、負担は3万7,000円になります。

等級は保険料の割増・割引率を決めるための区分

自動車保険の等級とは、ノンフリート等級別料率制度における等級のことを指し、1年間の保険料の割増・割引率を決めるための区分です。

初めて自動車保険に加入する場合は、原則として6等級(条件を満たす場合は7等級)からスタートです。

無事故の状態で、保険を使用しなければ等級は毎年1つずつ上がっていきます。

そのため、初めて自動車保険に加入してから最高の20等級になるまでは、最短でも14年かかるでしょう。

反対に、事故を起こして自動車保険を使った場合は、事故の内容によって等級が3等級または1等級下がります。

自動車保険の等級については、下記の記事をご覧ください。

事故を起こすと事故有係数が適用され、保険料が高くなる

事故を起こして等級が下がった場合、「事故有係数」が適用されます。

事故有係数とは、下記の表の「事故有」の割増引率を指し、事故有係数が適用されている期間は、同じ等級でも「無事故」より割引率は小さくなります。

事故有係数は等級の下がり幅と連動しており、3等級下がる事故の事故有係数の適用期間は3年、1等級下がる事故の事故有係数の適用期間は1年です。

ただし、事故有係数が適用される期間は最長6年のため、続けて事故を起こしても6年以上になることはありません。事故有係数は1年ごとに減算されていきます。

■自動車保険の等級別割引率(継続契約の場合)
等級 無事故 事故有
1等級 +108%
2等級 +63%
3等級 +38%
4等級 +7%
5等級 -2%
6等級 -13%
7等級 -27% -14%
8等級 -38% -15%
9等級 -44% -18%
10等級 -46% -19%
11等級 -48% -20%
12等級 -50% -22%
13等級 -51% -24%
14等級 -52% -25%
15等級 -53% -28%
16等級 -54% -32%
17等級 -55% -44%
18等級 -56% -46%
19等級 -57% -50%
20等級 -63% -51%

20等級の割引率と具体的な保険料への影響

20等級の割引率は、損害保険料率算出機構が提供している自動車保険参考純率によって決まります。

最新のデータは2024年6月に提供されたもので、20等級だと割引率が無事故だと−63%事故有だと−51%です。

保険料の割引率は、契約者の事故歴に応じて決定されるため、無事故の人のよりも事故を起こした人の方が割引率は少なくなります。

仮に現在20等級の人が3等級ダウン事故を起こした場合、翌年の等級は17等級、そして事故有係数が適用される期間は3年です。

その後3年間無事故でいれば事故有係数が適用される期間は0年になり、等級も20等級に戻り、無事故の割引率(−63%)が適用されます。

具体的な20等級の割引率が保険料に与える影響は以下の表のとおりです。

等級区分

20級
(無事故)

20級
(事故有)

割引率

-63%

-51%

基本保険料10万円の場合の実際の保険料

37,000円

49,000円

20等級(無事故)との比較

同額

約1.32倍(+12,000円)

このように20等級でも、無事故と事故有では約1万円の差が生じます。

20等級の自動車保険料の相場はいくら?

20等級の自動車保険料の相場はいくら?

年齢別および車種別の20等級保険料の相場は以下のとおりです。

年齢

保険料

20代

約20,000円〜約75,000円

30代

約15,000円〜約38,000円

40代

約16,000円〜約38,000円

50代以上

約15,000円〜約38,000円

※主要な複数の保険会社の見積りから相場を算出
一般的に20代は運転経験が少なく、事故を起こしやすいとみなされるため、保険料が高くなりがちです。

そして、40代〜50代になると保険料が安くなり、70代以上になるとまた高くなる傾向がみられます。

車種

保険料

普通車

約15,000円〜37,000円

軽自動車

約13,000円〜約3万円

小型車

約14,000円〜約35,000円

※主要な複数の保険会社の見積りから相場を算出
車種別に見ると、軽自動車が一番安く、次いで小型車、普通車の順に高くなっています。

ゴールド免許保持者の20等級保険料相場

ゴールド免許とは、無事故・無違反の期間が5年以上ある人に対して交付される免許証で、有効期限の箇所がゴールドになっている点が特徴です。

ゴールド免許の有効期間は5年間で、自動車保険ではゴールド免許の保有者に対して割引制度を設けているところが多く見られます。

ゴールド免許の割引率は保険会社や加入者の年齢や車種によって異なりますが、6%〜20%と言われています。

仮に20等級(無事故)でゴールド免許を保有していた場合、割引前の保険料が37,000円だったとします。

そしてゴールド免許割引を適用すると、保険料は29,600円〜34,780円です。

ゴールド免許割引が適用されることにより、約2,000円〜約7,800円安くなる点は大きな魅力でしょう。

車両保険ありとなしの場合の保険料相場の違い

車両保険がある場合とない場合でも保険料は異なります。

車両保険ありとなしの場合で見た年齢別および車種別の20等級保険料の相場は以下のとおりです。

年齢

保険料
(車両保険なし)

保険料
(車両保険あり)

20代

約21,000円〜約35,000円

約29,000円〜約75,000円

30代

約15,000円〜約18,000円

約21,000円〜約37,000円

40代

約15,000円〜約18,000円

約18,000円〜約37,000円

50代以上

約15,000円〜約19,000円

約21,000円〜約62,000円

※主要な複数の保険会社の見積りから相場を算出

車種

保険料
(車両保険なし)

保険料
(車両保険あり)

普通車

約15,000円〜4万円

約21,000円〜約68,000円

軽自動車

約14,000円〜約3万円

約2万円〜約62,000円

小型車

約15,000円〜約34,000円

約2万円〜約76,000円

※主要な複数の保険会社の見積りから相場を算出
年齢や車種によっても異なりますが、車両保険をつけることにより、約5,000円〜約4万円高くなります。

車両保険は自分の車に発生した損害を補償する保険ですので、できれば加入しておくことをおすすめします。

保険料は車両保険のタイプや付帯する補償の範囲によって異なりますので、補償の重複を避け、必要な補償をつけるようにしましょう。

等級は20等級になっても下がることがある?

等級は20等級になっても下がることがある?

初めて自動車保険を契約してから最短で20等級に上がるまでは、14年間無事故でいる必要があります。

しかし、せっかく20等級に上がったとしても、事故を起こして保険を使えば翌年以降の等級は下がります。

ここでは、等級が下がる事故についてご紹介しましょう。

3等級ダウン事故

対人賠償保険や対物賠償保険、車両保険(一部)の対象となる事故を起こし、自動車保険を使った場合、翌年の等級は3等級下がります。

20等級だった場合、翌年の等級は17等級になり、事故有係数適用で割引率は44%です。

仮に保険料が10万円だった場合、3万7,000円だった負担が、事故の翌年は5万6,000円に上がります。

1等級ダウン事故

盗難や火災、台風など、主に走行危険以外の事故で車両保険を使った場合、翌年の等級は1等級下がります。

20等級だった場合は翌年の等級が19等級になり、事故有係数適用で割引率は50%です。

保険料が10万円だった場合、3万7,000円だった負担が事故の翌年は5万円になります。
■ちなみに…
事故の中には、事故を起こして保険を使ったとしても、等級に影響しない「ノーカウント事故」があります。

事故で人身傷害保険や搭乗者傷害保険を使った場合、弁護士特約やロードサービス(ロードアシスタンス)特約といった一部の特約のみを使った場合などは、等級にも事故有係数にも影響しません。よって20等級の場合、翌年も20等級のままです。

20等級から等級が下がった場合の保険料への影響

20等級から等級が17等級、もしくは19等級になった場合、保険料にどのくらい影響するのでしょうか。

以下の表で事故による等級ダウンと保険料の変化についてまとめていますので、参考にしてください。

※表は横にスクロールできます。
事故の種類 翌年の等級 事故有係数適用 割引率の変化 保険料変化
(基本保険料10万円の場合)
無事故 20等級 なし -63% 37,000円(変化無し)
3等級ダウン事故 17等級 あり(3年) -63% → -44% 37,000円 → 56,000円
1等級ダウン事故 19等級 あり(1年) -63% → -50% 37,000円 → 50,000円
20等級から3等級ダウン事故で17等級になった場合、保険料は56,000円まで上がります。

そして、20等級から1等級ダウン事故で19等級になった場合の保険料は13,000円アップの5万円です。

3等級ダウン事故だと、20等級になるまでは翌年から3年間無事故でいなければなりません。そして、保険料は以下のように推移します。

※表は横にスクロールできます。
翌年からの等級 事故有係数適用 割引率の変化 保険料変化
(基本保険料10万円の場合)
1年後 18等級 あり(3年) -63% → -46% 37,000円 → 54,000円
2年後 19等級 あり(2年) -63% → -50% 37,000円 → 56,000円
3年後 20等級 あり(1年) -63% → -51% 37,000円 → 49,000円
4年後 20等級 なし -63% 37,000円

20等級になるまでにかかる期間と方法

20等級になるまでにかかる期間と方法

初めて自動車保険に加入する場合は原則として6等級からスタートします。

そして20等級になるまでには、最短で14年かかります。

加入時の条件によっては7等級からスタートするケースもあり、その場合は最短で13年です。

20等級になるまでにかかる期間と方法

自動車保険の等級を効率よく上げる方法

自動車保険の等級を効率よく上げる方法は、事故をしないことです。

そのためには安全運転を心がけることが大切です。

また、自動車保険には任意の自動車保険と自動車共済があり、自動車共済の一部では等級が1等級から22等級まで設定されています。

自動車共済への加入には会員になることが必要で、1,000円から1万円程度の出資金が必要なほか、セーフティーネットの対象外になっている自動車共済もあります。

自動車共済への加入を考えている場合は、制度や補償内容などを理解したうえで手続きを行いましょう。

自動車保険の等級は保険を利用すると上がります。

そのため、車両保険を使わない選択も等級を効率よく上げる方法です。

車に傷がついた時などで修理費用がかかる場合、費用によっては車両保険を使わず自己負担で行うことで、等級が下がることを防げます。

20等級の引き継ぎと継承について

原則として、一部の自動車共済を除き、自動車保険の等級は保険会社を変更する際も引き継げます。

ただ、契約の途中で等級ダウン事故を起こしている場合は、ダウンした等級が引き継がれる点に注意しておきましょう。

家族間での等級引き継ぎも可能です。例えば自分が20等級の自動車保険に加入しており、子どもが自動車保険に加入する際には、自分の等級を子どもに引き継げます。

その場合、自分は新たに自動車保険に加入する必要があるものの、年齢やゴールド免許割引などを考慮した結果、子どもが新規に自動車保険に加入するよりも家族内での保険料の負担を抑えられる可能性があります。

ただし、等級を引き継げる家族の範囲は以下のように限定されている点に注意が必要です。
・現在の自動車保険の被保険者の配偶者

・現在の自動車保険の被保険者の同居親族(ただし6親等内に限る)

・現在の自動車保険の被保険者の配偶者の同居親族(ただし3親等以内に限る)
子どもに引き継ぐためには同居していることが条件です。

別居している場合は引き継げないことも覚えておきましょう。

20等級の自動車保険料をさらに安くする方法

20等級の自動車保険料をさらに安くする方法

自動車保険の等級が20等級の場合、等級としては最大級の割引が適用されている状態です。

では、これ以上に保険料が割引される方法はあるのでしょうか。

ここでは、自動車保険料をさらに抑える方法をご紹介します。

長期優良割引が利用できる保険会社に乗り換える

保険会社によっては「長期優良割引」を提供している場合があります。

長期優良割引とは、20等級でさらに過去1年間に等級が下がる事故を起こしていない場合などに適用される割引制度です。

現在の保険会社が長期優良割引を提供していない場合は、提供している保険会社へ乗り換えることで、さらに保険料を抑えられる可能性があるでしょう。

なお、保険会社が変わっても等級はそのまま引き継がれます。

実際の長期優良割引は、保険会社によって条件が異なる場合があるため確認してください。

各種割引が適用にならないかを確認する

等級以外の割引制度が適用にならないかを確認するのも、保険料を抑えるためには有効でしょう。

各保険会社は独自の割引サービスを提供していますが、契約者が申告しないと適用にならないものも多くあります。

ゴールド割引、ASV割引、新車割引など、自分が適用になるものがないか確認してみてください。

年払い(一括払い)にする

自動車保険は年払い(一括払い)と月払い(分割払い)が選択できることが一般的です。

年払いで自動車保険料を支払った場合、分割手数料がかからない分だけ保険料が安くなります。

月払いよりも、1回にまとまった金額を支払うことにはなりますが、保険料を抑えるために検討してみてください。

その際には額によってはまとまった金額になるため、家計の負担にならないかも注意しておきましょう。

運転者を限定する

運転者限定特約を利用し、契約車を運転する人を限定することで、保険料を抑える方法があります。

契約車を運転する人が多ければそれだけ事故のリスクも増えますから、限定することで保険料の割引が受けられるのです。

範囲には「限定なし」「家族限定」「夫婦(記名被保険者とその配偶者)限定」「本人限定」の4つがあり、本人限定が最も割引率が高くなります。

ただし、運転者を限定することで、範囲外の人が契約車を運転して事故を起こした場合、補償が受けられなくなることには注意してください。

使用目的を見直す

自動車保険を契約する際には、「使用目的」を告知しなければなりません。

使用目的は、契約車を普段どのように使用するかを保険会社に伝えるもので、保険料を決める要素のひとつです。

使用目的によって契約車を使う頻度が変わるため、事故のリスクも変化します。

保険会社によって異なる場合がありますが、一般的に使用目的は「業務」「通勤・通学」「日常・レジャー」の3つから選びます。

保険料は「業務」が最も高く、次いで「通勤・通学」、最も安いのは「日常・レジャー」です。

使用目的を偽るのはいけませんが、使用目的が変わっているのに告知しないままということはよくあります。

「契約車を通勤・通学に使っていたが、今はもう日常・レジャーでしか使っていない」といった場合は、保険会社に連絡して契約を変更し、保険料を抑えましょう。

ネット型自動車保険に切り替える

ネット型の自動車保険に切り替える方法も有効です。

自動車保険は代理店型とネット型に分けられます。

代理店型は事故があった際に担当者に直ぐに対応してもらえる安心感があるものの、ネット型に比べると保険料はやや高く設定されています。

ネット型保険の場合、契約手続きを全てインターネット上で行えるため、代理店にかかる費用が抑えられ、その分保険料が安くなる点が特徴です。

現在の保険料が高いなと感じるなら、一度ネット型の保険でシミュレーションしてみましょう。

ネット型自動車保険なら、インターネット割引が適用されるため、より安くなるかもしれません。

ただ、ネット型自動車保険に切り替える場合は、自分に合う自動車保険会社を選ぶことが大切です。

算出された保険料や補償内容のほか、事故があった際の対応などを口コミでよく調べてから決めるようにしましょう。

年齢条件を見直して保険料を抑える

自動車保険では、年齢条件が設けられており、それぞれで保険料が異なります。

年齢条件は保険会社によって異なりますが、「年齢に関係なく補償する」「21歳以上を補償する」「26歳以上を補償する」「30歳以上を補償する」「35歳以上を補償する」など複数に区分されています。

そして、年齢が上がるほど保険料が安くなる点が特徴です。

車を運転する人が家族に限られているなら、子どもの年齢が高くなるにつれ条件を見直すことで、保険料を抑えられるでしょう。

年齢条件は自分で設定する必要があるため、保険会社に用意されている年齢条件を把握し、子どもが26歳以上になったら年齢条件を見直すなど、柔軟に対応することをおすすめします。

自分しか運転しないなら、「35歳以上補償」にしておくことで、保険料をさらに抑えられます。

20等級を維持するための注意点

20等級を維持するための注意点

20等級を維持するためには、事故を起こさず安全運転を心がけることが重要です。

しかし、うっかり車を壁やガードレールでこすってしまったなどで車両保険を利用するかどうか迷うケースもあるでしょう。

もちろん修理代が高額であれば、車両保険を使った方がいいですが、その分等級は下がってしまいます。

特に3等級ダウンの場合、20等級に戻るまでには4年かかります。

その間の保険料の差額と、修理代を比較し、修理代の方が安いなら、車両保険を使わずに自分で修理した方がいいでしょう。

一般的に車両保険を使うかどうかの目安は10万円以上と言われています。

ただ、どうしても費用を捻出できない場合は車両保険を利用し、その分翌年からの保険料で支払うと割り切ることも大切です。

事故を防止するには、必要以上のスピードを出さないことはもちろん、確認をしっかり行うことも忘れないようにしましょう。

特に子どもが多い住宅街などではいつ子どもが飛び出してくるか分かりません。

運転に慣れているからという過信は禁物です。時間に余裕を持って、冷静な心で、安全に運転することを心がけましょう。

自動車保険は20等級を目指して保険料を抑えよう

自動車保険の20等級は、等級の制度では最も割引率が高い状態です。

初めて自動車保険に加入してから20等級になるためには最短でも14年かかり、地道に安全運転を続けるほかありません。

また、20等級になっても、さらに保険料を抑える方法はあります。万が一の事故に備えつつ、保険料を抑える方法を検討してみてください。

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トータルマネーコンサルタント 新井 智美

監修者トータルマネーコンサルタント 新井 智美

マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。

現在年間200本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績は3,000本を超える。

(保有資格)
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
・CFP®
・DC(確定拠出年金)プランナー
・住宅ローンアドバイザー
・証券外務員

公式サイト:https://marron-financial.com/

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