2011年04月06日 06時00分
百貨店・スーパーで「関東・東北応援フェア」開催
東日本大震災の被害に加え原発問題による風評被害に悩まされる関東・東北の生産農家を支援する動きが、百貨店やスーパーマーケット各社で相次いでいる。J.フロントリテイリングは5日、大丸や松坂屋上野店で関東・東北産の野菜を販売する『がんばれ野菜応援フェア』を実施すると発表。イトーヨーカドーは東北エリアの農畜産物を集めたフェアを開催、東急ストアも96店舗で『茨城県農家応援セール』を開催する。
大丸東京店、松坂屋上野店、大丸ららぽーと横浜店で開催される『がんばれ野菜応援フェア』では、東北地方、関東地方の水菜、チンゲン菜、ほうれん菜、ピーマン、ねぎ、レタス、ごぼう、れんこん、トマト、いちごなどを販売。店舗によってはベジタブル・フルーツマスター協会の野菜ソムリエや生産者も駆けつける。
イトーヨーカドーは約140店舗で青森県産のリンゴ、岩手・福島・宮城県産の牛肉、茨城県産のレタスなど約60品目を販売。東急ストアは茨城県産のレタス、みず菜、れんこんなど8品目〜15品目を販売し、売上の一部は茨城県災害復旧対策・復興事業義援金に寄付をする。
上記フェアは大丸東京店が6〜8日、松坂屋上野店、大丸ららぽーと横浜店は13〜19日、イトーヨーカドー、東急ストアは〜10日に開催。取り扱い品目は店舗により異なる。