2011年04月12日 17時15分

オリエンタルランド、TDLの再開を発表〜時間短縮で15日から、TDSの再開日は未定

東京ディズニーランドのシンボル・シンデレラ城 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

東京ディズニーランドのシンボル・シンデレラ城 (C)ORICON DD inc. 

 オリエンタルランドは12日、東日本大震災の影響で3月12日より休園していた東京ディズニーランド(TDL)を今月15日より再開させると発表した。運営時間は節電のため、通常ならば午後10時までとしているところを午後6時までに短縮。また、チケット料金の一部は被災地復興のための義援金として寄付する。なお、今年開園10周年を迎える東京ディズニーシー(TDS)の再開時期は現段階では未定で、同社は「早期の運営再開を目指す」としている。

 再開にあたり、5月14日までチケット料金のうち1人300円を、また同日より営業を再開するディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーランドホテルでは1室1泊につき1000円を日本赤十字社へ寄付。さらにパーク内、バックヤードの照明抑制、エスカレーター・噴水などの使用抑制、空調の温度調整などの節電対策を行う。なお、電力供給状況に応じて、運営内容が変更になる場合もある。

 東京ディズニーリゾート内にある「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」は23日より公演を再開。同社は「少しでも多くのゲストの皆さまに“夢”、“やすらぎ”を提供できるよう、また、ゲストの皆さまのご期待に少しでもお答えできるよう最大限の企業努力を続けてまいります」としている。

 同施設のある千葉県浦安市は地震の影響で液状化被害が起きているが、同園は平面駐車場の一部に液状化現象が起こったものの3月末にはすべて修復。周辺施設のイクスピアリは3月28日より、施設周辺を1周するモノレール・ディズニーリゾートラインは2日より再開していたが、計画停電の影響もありTDL、TDSの開園時期は未定になっていた。

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