2007年11月21日 18時00分
PUFFY、米ツアー大成功！ 変わるジャパンカルチャー
全米ライブが好評のPUFFY
アメリカでは「PUFFY AMIYUMI」の名前で人気のPUFFYが、アメリカ５都市でのコンサート・ツアーを行い、18日のアナハイム公演で大成功に幕を閉じた。
２人をモデルに制作されたテレビアニメ番組『Hi Hi Puffy AmiYumi』が、2004年にカートゥーン・ネットワーク局を通して放送されて以来、PUFFYはクールでヒップなジャパニーズの歌手として全米で不動の地位と人気を築いた。そのPUFFYがニューアルバム『honeycreeper』を引っさげて、カリフォルニアを中心にロサンゼルス、サンフランシスコなど５都市のツアーを行った。
パフィー達本人が"２つ目の地元"と豪語するロサンゼルスでは、ウエスト・ハリウッドにあるKEYCLUBでライブを行った。この会場は、1週前にはロッド・スチュワート、その前にはリンキン・パークといったスケールのアーティストがライブを行っていた場所。PUFFYのアメリカでの人気のほどが伺える。比較的若い世代の熱狂的なファンたちは、PUFFYの魅力を次のように語る。
「私が一番最初に日本の事に興味を持ったのはPUFFYのアニメなの。それから、いろいろと日本のことを知るようになって、今は日本のものはみんな好きよ！」
まだ小学生だった頃にアニメーションをきっかけにPUFFYが好きになり、思春期を向かえる今は、PUFFYを含めたジャパニーズ・ポップカルチャーが全般的に好きだというのが、ファンの典型的なパターン。ただ、興味深いのは、PUFFYファンが必ずしも日本のアニメオタクではない点だ。日本のドラマやファッションが大好きだが、日本のアニメが好きという人はあまりいないのである。
以前は、アニメから原宿まで一緒くたにジャパン・カルチャーが語られていたものだが、少しずつ様々なスタイルに枝分かれするようになり、より大きなカルチャーとしてアメリカに浸透しつつあるようだ。（たさいちやこ）
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