2009年01月02日 06時00分
百貨店初売りスタート ユニーク福袋続々
銀座松屋の「婚活支援福袋」。エステチケット、勝負服、東京大神宮の絵馬が入る
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近年は元旦から営業する店舗が増えてはいるものの、「初売りは2日から」という百貨店も少なくない。初売りの目玉といえば数々の福袋。近年は福袋の予約制も増えているが、「初売り初日に店頭に並ぶ」という人も健在だ。毎年趣向を凝らした福袋が登場しているが、今年は“婚活”“血液型”“エコ”など、昨年の流行を反映したユニークセットも多数登場。“お得感”がありつつも“プチぜいたく”を楽しめる福袋は、今年も高い人気が予想される。
今年の福袋は「よりたくさんの人が買えるように」と、その数が増加傾向にある。また、エステティックやマッサージ店などのチケットが入っている福袋を取り扱う百貨店も多く、「定価で行くのはためらいがあるが福袋なら割引率大きくて行きやすい」と消費者の支持を集めているという。
また、東武百貨店池袋店では「ボクシング世界王者・内藤大助選手とのスパーリング権利」、小田急百貨店新宿店では「小田急新宿駅1日駅長体験」(子供を含む家族4名が対象)などを発売。ともに抽選制となるが、“夢の体験もの”は毎年高い人気に。お金には変えられない思い出が経験できるのも、福袋の大きな魅力と言えるだろう。
“福袋戦線”に勝利するポイントは「予約・早めの出陣・仲間との共有」だといえる。事前予約できるものは早めにおさえておき、初売り当日はなるべく早く家を出て行列に並ぶ。また、その際に友達と連れ立っていけば、福袋購入後に“互いに必要なもの”を物々交換できるのでお得感が増すとか。店によっては追加発売などもされるので、気になる人は各店のホームページをマメにチェックしておくとよいだろう。