2009年03月10日 10時00分
SOPHIA・松岡充、中学時代のアイドルは「菊池桃子さん」
舞台「キサラギ」制作発表会見に出席した松岡充(SOPHIA)
■その他の写真はこちら
舞台、映画、落語など様々なジャンルで作品化され人気の『キサラギ』が再舞台化されることになり、10日(火)に都内で製作記者発表会が行われた。“D級アイドル”をこよなく愛する男たちの中の1人を演じるロックバンド・SOPHIAの松岡充は、役作りについて語り「中学生のとき菊池桃子さんが僕のアイドルだった。あの時を思い出して演じます」と目を輝かせた。
脚本家・古沢良太のオリジナル脚本『キサラギ』は、完全なる密室と会話からなるミステリー&コメディ。個性も年齢もバラバラな5人の男がこよなく愛するD級アイドルの1周忌で初対面し、それぞれの話を聞くうちに自殺したといわれるアイドルの死の謎が解き明かされていくというストーリーで2004年に初の舞台化。続いて2007年に映画化され、今回キャストを変えて再び舞台化を果たした。
この日がキャスト陣の初顔あわせだと明かした松岡は「取材の時はにこやかですけど、楽屋入ったらみんな嫌悪感のかたまりですよ」と笑わせ、共演の俳優・今村ねずみは「今の心理状態のまま舞台に立てばちょうどいいよね」と、早速息の合ったトークを展開。
また会見では、中学生の頃好きだったアイドルについて松岡が「部屋の壁に菊池桃子さんのポスターを貼って、(その壁に)偶然を装ってぶつかったりしていました」と明かす場面も。なぜか「ファン心理として寄り添うことはできなかった」という当時の思い出を熱く話し、周りを苦笑いさせていた。
会見にはほかに俳優の中山祐一朗、今井ゆうぞう、佐藤智仁が出席。舞台『キサラギ』は4月9日(木)の東京・世田谷パブリックシアターを皮切りに、全国10ヶ所で公演される。
SOPHIA