2010年03月09日 10時00分

改めて“ありがとう”と感謝を伝えたい相手「親」がダントツ


■両親へ、娘へなど“ありがとう”コメント一覧

 3月9日は「サンキュー」の語呂にちなみに『ありがとうの日』と定められ、東京をはじめ、全国各地でさまざまな感謝を伝えるイベントが毎年行われている。そこでORICON STYLEでは、全国の10代から40代の男女1,000人を対象に「改めて“ありがとう”を伝えたい人はいますか?」というアンケートを実施したところ、全体の42.7%を占めた【親】が1位となった。親子、または家族関係の稀薄さが度々報道されるなか、過半数に近い得票数となっており、この結果に驚く人も多いのではないだろうか?

 「今まで育ててくれたことに感謝」(東京都/10代/女性)という素直な気持ちはもちろん、「初めての子育てで不安ばかりだったけど、相談にのってもらい安心できた」(茨城県/30代/女性)と出産、子育てを経験している娘から母親へ、また「生き様を見せてくれた。生きる方向を示してくれた」(京都府/30代/男性)と息子から父親へ、それぞれ“人生の先輩”に対して尊敬と感謝の気持ちが届いている。

 そして2位には【夫・妻】が登場。「家族のために頑張っているから」(東京都/20代/女性)という妻からのねぎらいの気持ちが届き、一方では「家庭の中心となってみんなを明るくまとめてくれている。感謝しかない」(大阪府/30代/男性)と、深い感謝の気持ちが届いた。また「君がいたから僕は幸せ。だから、ありがとう」(神奈川県/20代/男性)と、映画のワンシーンのようなセリフまで飛び出している。

 昨今では“熟年離婚”という言葉も度々報道され、先月発表された『サラリーマン川柳』(第一生命)では、夫婦双方からの恨み節に近い作品が多々投稿されたが、今回は改めて“夫婦間の絆の強さ”が垣間見えた。

 もちろん、感謝を伝えたい相手は家族ばかりではない。卒業にともない、離ればなれになる【友達】(3位)や、春から遠距離恋愛となる【恋人】(4位)、またこれまで社会人としてのルールや仕事を教えてくれた職場の【上司】(7位)たちもTOP10入りしている。何気ない日常で使われることもあれば、相手の顔を見てはなかなか言えない言葉でもある、たった5文字の“ありがとう”。3月9日を機に、周囲の友人、会社の同僚など自分を支えてくれた人たちに対し、少し照れくさくとも感謝の気持ちを伝えてみてはどうだろうか?

【調査概要】
調査時期:2010年2月16日(火)〜2月19日(金)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の10代〜40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査





>>■“ありがとう”を伝える曲TOP10




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