2011年08月11日 17時50分
352年目で初 菊正宗酒造が化粧品を発売
創業352年の菊正宗酒造が初めて発売するスキンケア&ボディケア商品『酒滴女子』
日本酒メーカーの菊正宗酒造は11日、日本酒や酒粕エキスを配合したスキン&ボディケア化粧品『酒滴女子』を9月5日より全国で発売すると発表した。創業352年の歴史を持つ同社から化粧品を発売するのは初めて。
古くから日本酒や酒粕には美容効果があると言われており、日本酒由来成分を配合したスキンケア商品が各社から発売されたり、手づくりの日本酒コスメレシピが各所で紹介されるなど、昨今でも注目は高い。しかし同社は「市場には米ぬかや酒粕を使用した化粧品があっても、ストレートに日本酒を使用してる化粧品はない」ことに着目。また、蔵元が発売している化粧品は高価格帯のものが多いことから、手軽に買える“日本酒コスメ”の開発に至ったという。
発売されるのは化粧水・美容液・乳液・クリーム・化粧下地の役割を果たすオールインワンタイプの『酒滴女子 アクアモイスチャージェル』、余分な角質や汚れを落とすマッサージジェルの『酒滴女子 ナチュラルクリアジェル』、ボディージェル、ハンドジェル、バスエッセンスの計5アイテム。忙しい会社員や子育て中の女性をターゲットにしており、手早くケアできる点と税込800〜2200円の手軽な価格を武器に訴求していく。