2011年10月14日 16時26分
『グッドデザイン大賞』候補決まる 九州新幹線車両、Kinectなど6作
鉄道車両「N700 系7000/8000 番代新幹線電車」/西日本旅客鉄道株式会社+九州旅客鉄道株式会社
日本デザイン振興会は14日、『グッドデザイン大賞』の候補を発表した。候補にあがったのは、今年3月に全線開業した九州新幹線の車両「N700系7000/8000番代新幹線電車」や、昨年11月に発売された日本マイクロソフト社の体感型ゲームシステム「Kinect」など6作。大賞は11月9日に決定する。
Gデザイン候補となったのはそのほか、パナソニックのLED電球「Panasonic LDAHV4LCG」、サムスン電子のLEDテレビ「3D SMART LED TV」、東芝・放射線医学総合研究所・日本設計の医療機械「重粒子線照射システムおよび粒子線治療施設」、本田技研工業の「カーナビゲーションシステムによる情報提供サービス」。
昨年までは『グッドデザイン賞・ベスト15』を選出したのち、その中から大賞を選出し、その他の14作は“金賞”という位置づけだったが、今年から審査方法を改定。『グッドデザイン金賞』は審査委員ほか、昨年大賞・金賞を受賞したデザイナー・開発者をゲスト審査委員として招致し『グッドデザイン金賞』を決定する。
また、大賞は審査委員とグッドデザイン賞受賞者による投票のほか、初の試みとしてグッドデザイン賞受賞展『GOOD DESIGN EXHIBITION 2011』(10月28日〜11月6日・東京ミッドタウン)来場者による投票にて決定。より客観的で社会に開かれた投票システムを導入している。