2007年09月18日 15時00分

第59回エミー賞、『HEROES』マシ・オカ「やったぁー」ナシ

 アメリカのテレビ番組の祭典『エミー賞』の第59回の授賞式が9月17日(米時間16日)にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われ、8部門ノミネートの『HEROES(ヒーローズ)』出演のマシ・オカをはじめとする豪華ゲストに彩られ、今年もテレビ界のナンバーワンが発表された。

 ドラマ部門で最優秀作品賞を獲得したのは、今年米国で最終回を迎えた『ザ・ソプラノズ』だった。同作品はアメリカ郊外に住むイタリアン・マフィアの話で、HBOというケーブルテレビ放送だったにもかかわらず、絶大な人気を博し、日本ではWOWOWで放送されている。最終回にはケーブルとしては異例の高視聴率を獲得しながらも、それらしからぬ何の説明も締めくくりもなく話の途中で突然終わってしまったその奇抜な演出に、視聴者からの抗議の電話が殺到し、局の電話回線がパンクしてしまったほどだという。助演男優賞など8部門ものノミネートで話題を呼んでいたマシ・オカは、残念な結果となってしまった。
 この他には、助演俳優賞として、『LOST』のロック役でおなじみのテリー・オクィン、『グレイズ・アナトミー』のイザベル役で人気のキャサリン・ヘイルなどが賞を獲得した。(たさいちやこ)

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