2008年05月05日 11時00分

子供に身に付けてほしいスポーツ、オリンピックが影響?

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 新学期が始まって1ヶ月が過ぎた。新生活がスタートしたばかりの子どもたちには、病気やケガなどせず、毎日を元気に過ごしてほしいもの。ウェブクルー社が運営する生活情報サイト『となりの芝生』が、子供を持つ30〜45歳の母親を対象に『子どもに身につけてほしいスポーツ』をリサーチしたところ、1位に【水泳】、2位に【武道】という結果になった。なお、7位に【体操・新体操】、9位には【陸上競技】がランクインしており『となりの芝生』では、北京五輪を間近に控えた今、少なからず「オリンピック選手になってほしい」といった希望が込められているのではないかと分析している。

 体操・新体操は、柔軟性のあるしなやかな身体づくりとリズム感を、【陸上競技】は、基礎的な筋力や持久力・瞬発力を身に付けさせるにはもってこいのスポーツ。それだけではなく、オリンピックなどで比較的に日本人選手の活躍が目立ちやすいという点も影響を与えているのかもしれない。

 人気No.1だった【水泳】には、基礎体力や筋力・持久力の向上に適した全身運動で、子どもの成長への好影響も期待できるため、多くの票を集めたようだ。また、「水泳は体育の授業でも行われるくらいですから、泳げるようになってほしいと思うのは親心としては当然でしょう」と『となりの芝生』は解説している。

 2位は【武道】。体を鍛えられるだけでなく、同時に日本の心や礼儀も学べる種目のため、母親からの支持を多く集めた。中学校では2012年度から武道の必修化が学習指導要領に盛り込まれる見通しもあるので、これからますます注目を集めるスポーツの1つとなりそうだ。

 スマートでさわやかなイメージのスポーツとして人気だったのは3位の【テニス】。続いて4位は【スキー・スケート】、5位に【サッカー】、6位には【野球・ソフトボール】が登場。これらは、スポーツ番組などを通して頻繁にアスリートたちの活躍を目にするため、『となりの芝生』は「将来子どもがプロとして活躍してくれることにも少なからず期待をしているのでは」と説明する。

 心身の健やかな成長を促してくれるスポーツ。8月の北京五輪の開幕のころには、様々な種目に対する関心がますます高まっていくことになりそうだ。

■調査概要
【調査時期】2008年3月21日現在
【調査方法】インターネット調査(『となりの芝生』編集部調べhttp://www.tonashiba.com/lead_top.html)
【調査対象者】子どもを持つ30〜45歳の母親

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